ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044007157
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より)

理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。

【目次】
第一章 社会の変化や違和感に向き合う
 ウーバーイーツで配達してみた
 どうなのテレワーク
 京大タテカン文化考
 メガヒット、あつ森をやってみた
 5人で林業 ワーカーズコープに学ぶ
 五輪の陰
 男性メイクを考える
 何をどう伝える? 子どもの性教育

第二章 気候変動の地球で
 電力を考える
 世界を救う? 昆虫食
 未来の「切り札」? 培養肉
 若者が起業 ジビエ業の現場
 エコファッションを考える
 レッツ! 脱プラ生活
 「気候不正義」に異議 若者のスト

第三章 偏見を見直し公正な社会へ
 差別にあえぐ外国人労働者たち
 ミャンマーのためにできること
 釡ケ崎で考える野宿者への差別
 今も進行形、水俣病問題
 水平社創立100年
 石巻で考える持続可能な復興
 福島・いわきで自分を見つめる

 特別回 アイヌの今 感情に言葉を

学び、変わる 未来のために あとがきに代えて

内容説明

経済ってなんだ?社会ってなんだ?いつでも問い直すことが新たな知を産み、世界を変える。気鋭の研究者が日本全国をめぐり、体験し、考えた!斎藤幸平、現場で学ぶ。

目次

第1章 社会の変化や違和感に向き合う(ウーバーイーツで配達してみた―自由と、自己責任と;どうなのテレワーク―見直せ、大切な「無駄」;京大タテカン文化考―表現の自由の原体験 ほか)
第2章 気候変動の地球で(電力を考える―1人の力が大きな波に;世界を救う?昆虫食―価値観の壁を越えれば;未来の「切り札」?培養肉―食のかたちをどう変えるか ほか)
第3章 偏見を見直し公正な社会へ(差別にあえぐ外国人労働者たち―自分事として;ミャンマーのためにできること―知ることが第一歩;釜ケ崎で考える野宿者への差別―内なる偏見に目を ほか)

著者等紹介

斎藤幸平[サイトウコウヘイ]
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。『Karl Marx’s Ecosocialism』(邦訳『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』角川ソフィア文庫)によって権威あるドイッチャー記念賞を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ケ国語で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって日本学術振興会賞受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で新書大賞2021を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

131
フィールドにでる意味を再認識。基本的に、理論と実践の両方が必要で、それぞれの役割を果たすことが、次につながると思っているので、現場でいろいろ感じ・考えることはいいと思う。今回、斎藤先生が体験したことも、5年後には、結構変化しているかもしれない。その頃に再度、チャレンジしていただくと面白いかも。しかし、いろいろな課題が山積しすぎているのが、この国だと思う。2022/12/26

mukimi

123
職業:思想家の筆者、机上で理論を捏ねるだけでは想像力欠乏症になると、他者に会いに現場に出張。フットワーク軽く、Uber配達、性教育、脱プラ生活、昆虫食、リサイクル、男性メイク、狩猟、野宿者、公害、被差別部落等、様々な世界に首を突っ込み繰り出される思考に、病院に引きこもり特殊業務ばかりしている自分のびっくりするほどの視野の狭さを痛感。新自由主義に抗う新しい取組みとしての無償で助け合うコミュニズム、デフレ思想など新しい概念に触れて、知的好奇心が刺激され脳細胞が活性化された。筆者の机上の理論側の著書も読もう。2023/12/31

R

98
学者先生が、実地に乗り込んで自分でやってみたという日記めいたコラム集でした。本業が、哲学なのか、社会学なのかわからないが、ウーバーやら、水俣病やら、現地にいってその実感から学問を広げていこうという野心的な試みがよかった。あるインテリが日雇いバイトして労働が解ったと、言った言わないという昔話を思い出すような感じだが、活動のための活動や、運動のための運動ではない、目線を現場に置いた内容でよかった。でも、京大でタテカン作ってたから活動か。ウーバーの労働問題はもっと掘り下げてほしかった。2023/02/13

やいっち

92
『大洪水の前に』『人新世の「資本論」』『ゼロからの『資本論』』に続くもので、著者の本は4冊目。最早ファンか? 『大洪水の前に』を刊行された直後に読んだ際は、未知の書き手…学者だったはず。書店で見付け直感で買った。結構、手こずった記憶がある。2023/04/11

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

85
(2024-44)【図書館本】著者は社会思想、経済思想を専門とする東大准教授。とあるセミナーで聞いた講演が面白かったので著作を読んでみた。「学者は現場を知らない」「机上の空論」だと言われるならば、自分で実践しようじゃないかといろんな体験をしたレポート。ウーバーでの配達、林業体験、プラスチック無しの生活etc。口先で批判するのは簡単だが、実際にやってみるとそう簡単な事ではない。「リサイクルやマイバックでエコな生活を」と言うがやらないよりはマシかもしれないがそれは本質ではないと言うが、その通りだと思う★★★★2024/03/28

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