角川ソフィア文庫<br> よくわかるヒンドゥー教

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角川ソフィア文庫
よくわかるヒンドゥー教

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044006716
  • NDC分類 168
  • Cコード C0114

出版社内容情報

ブッダ(釈迦)はインドで生まれ、仏教はインドから世界に広まった。日本の仏教や仏像、生活に息づく風土風習をみわたせば、インドやヒンドゥーに起源をもつであろう事柄が実に多い。一方、聖典「ヴェーダ」や「マヌ法典」の教義、カースト制度やガンジス信仰、独特な祭祀や儀礼がいまなお色濃く残る世界は、外部からは伺いしれない混沌と魅惑と歴史文化を秘めている。わたしたちにとって近くて遠い「インド教」ともいうべき特異な思想文化の根本を、基本の「き」から徹底解説する、格好の入門書。

第一章 ヒンドゥー教を知るための基礎知識
 ・アーリア人とドラヴィダ人
 ・バラモン教からヒンドゥー教へ
 ・ゾロアスター教の影響 ほか

第二章 ヒンドゥー教の思想
 ・インド最古の聖典ヴェーダ
 ・六派哲学
 ・叙述詩『マハーバーラタ』
 ・叙述詩『ラーマーヤナ』
 ・『マヌ法典』
 ・輪廻転生と業  ほか

第三章 ヒンドゥー教の生活と儀礼
 ・四住期
 ・カースト制度
 ・河川崇拝と沐浴
 ・ヒンドゥー教の祭
 ・ヒンドゥーの聖地 ほか

第四章 ヒンドゥー教の神々
 ・世界創造神ブラフマー
 ・シヴァとヴィシュヌ
 ・怪童クリシュナ
 ・愛の神カーマ
 ・インドラ
 ・神猿ハマヌーン  ほか

内容説明

「ここにあるものは他にもある。ここにないものは他にはない」(『マハーバーラタ』)。聖典ヴェーダや『マヌ法典』等の教義、カースト制度や特異な祭祀儀礼が色濃く残る世界は、窺いしれない不思議に満ちている。一方、輪廻や業の思想、彼岸に団子を上げる風習、弁才天や聖天等への信仰ほか、日本にはインドやヒンドゥーに起源や共通性をもつ事柄が意外に多い。とらえどころのない「インド教」ともいうべき思想文化の一端に触れ、基本の「き」からわかる入門書。

目次

第1章 ヒンドゥー教を知るための基礎知識(ヒンドゥー教とは何か;アーリア人とドラヴィダ人 ほか)
第2章 ヒンドゥー教の思想(インド最古の聖典ヴェーダ;六派哲学 ほか)
第3章 ヒンドゥー教の生活と儀礼(四往期;カースト制度 ほか)
第4章 ヒンドゥー教の神々(アニミズム的な素朴な神々;世界創造神ブラフマー ほか)

著者等紹介

瓜生中[ウリュウナカ]
1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

20
瓜生先生のヒンドゥー教の概説書。表題どおり分かりやすくて良い本です。とはいえ本書はヒンドゥー教のごくごく表層の部分を解説しているに過ぎないのだろうと思います。読後のヒンドゥー教に対するイメージは「神々のサラダボウル」でしょうか。あらゆる神や、それに関連する思想が混然一体となってインド国民の生活に溶け込んでいる様は外部の者からは簡単に窺い知れるものではありません。仏教がその土地の信仰を取り込みながら東洋に広まったのもヒンドゥー教(バラモン教)を源流に持つことを考えれば至極当然のように思えてきます。2022/06/04

❁Lei❁

14
ヒンドゥー教の入門書。インドの神話や文化に興味のある方におすすめです。バラモン教からヒンドゥー教が成立した背景や、二大叙事詩『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』の内容、宗教に根ざしたインド人の日常生活などが簡潔にまとめられています。インドの神様は個性が強く魅力的で惹かれます。聖典『バガヴァッド・ギーター』で戦意を喪失したアルジュナに、自分のやるべきことをやるのがダルマだ、と諭すクリシュナはやっぱり好きだなと思います。2023/02/20

ふくとみん

13
「密教は仏教がヒンドゥー教化したもの」との記載が数カ所あり驚いた。たくさんの事柄が記載されており消化不良になったけど仏教よりは「性的欲望受け入れる」ことにおおらかさを感じた。2024/05/20

mittsko

11
宗教ライターと呼ぶべき著者。長年、比較宗教の研鑽を積まれてきた筆致はたしか。本書はヒンドゥー教を概説しつつ、日本をはじめとする各地域の宗教・文化・社会に自在に言及する。「人間の本性」「宗教の原点」といった観念を用いるにためらいはなく、全体として古典的な堂々たる宗教論になっている(宗教「学」ではない)。ヒンドゥー教理解としては、過度なほどオーソドックス。目次は2022年の著作とは思えないほど。内容では各所でエッジを立てているのだが、総じて穏当な解説にとどまる(例えば、女性差別、イスラームの独立節はない)2023/02/01

Go Extreme

3
ヒンドゥー教を知るための基礎知識: アーリア人とドラヴィダ人 バラモン教からヒンドゥー教へ ゾロアスター教の影響  ヒンドゥー教の思想: インド最古の聖典ヴェーダ 六派哲学 叙述詩『マハーバーラタ』 叙述詩『ラーマーヤナ』 『マヌ法典』 輪廻転生と業 ヒンドゥー教の生活と儀礼 四住期 カースト制度 河川崇拝と沐浴 ヒンドゥー教の祭 ヒンドゥーの聖地 ヒンドゥー教の神々: 世界創造神ブラフマー シヴァとヴィシュヌ 怪童クリシュナ 愛の神カーマ インドラ 神猿ハマヌーン2022/05/02

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