角川ソフィア文庫<br> 龍の起源

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角川ソフィア文庫
龍の起源

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044006068
  • NDC分類 388
  • Cコード C0139

内容説明

西洋のドラゴンと東洋の龍。その性格はさまざまで、姿形もまったく違うのに、なぜ同じ「龍」と呼ばれるのか?バビロニアのティアマト、エジプトのウラエウス、インドのナーガ、日本や中国の龍。西洋では反秩序の象徴で退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。龍とはいったい何者か。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査・探索。図版109点を掲載する。

目次

第1章 東方の龍
第2章 西方の龍
第3章 龍の起源
第4章 日本の蛇と龍
第5章 龍と宇宙論
第6章 われわれの時代と龍

著者等紹介

荒川紘[アラカワヒロシ]
1940年、福島県生まれ。東北大学理学部を卒業後、東洋大学、東京職業訓練短期大学校、静岡大学、愛知東邦大学教授を歴任。静岡大学名誉教授。専攻は科学思想史。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

56
架空の動物でありながら、洋の東西を問わず知られていて、しかも性格は東西でまったく異なる。それなのに、両方を「龍」「ドラゴン」と、同様にみなしているのはなぜなのか。一冊丸ごと「龍」の探求のみに費やして、歴史・美術・民俗学を駆使して追ってゆく。特にヘビに対する信仰との関係に比重がかかっているが、かつてテレビ番組で、揚子江ワニに原初の姿を求めていたことがある。ワニは果たして関係があるのだろうか。カッパも視野に入っていて、架空の存在同士のつながりが、遠い世界と時間を越えて見えない糸でつながっていることに感動する。2021/02/07

Ryuya Matsumoto

7
著者の博識に驚かされる。でも話がちょっと飛び過ぎの感が…。読み物としては面白かったです。2022/05/08

拡がる読書会@大阪

3
今年は辰年ということで龍にかかわる本を紹介されました。 西洋と東洋の龍。その見た目は結構違いますよね。西洋では怪物のような災害として、東洋では神や自然の使者のように描かれます。なのになぜ同じ「龍」と呼ばれるのか?を色んな資料を重ねて龍に関わるお話が沢山載っています。 この本から怒涛のドラゴンにまつわる本を紹介してくださいます。辰年本その1。 https://note.com/sharebookworld/n/nee05678f99092024/01/23

夏みかん

2
世界中の龍の起源や関係や、コブラなどの強い蛇がいる地域では龍が生まれなかったという話など、興味深くて面白かったです。最終章の龍や蛇が消えてしまった世界についての話はちょっと蛇足感がありましたが、今年の日本中での大雨について「まだ龍や大蛇は生きているのでは?」と思わされたりしました。2024/08/29

にゃお

2
単行本版。龍・ドラゴンそのものより、民俗学・宗教学・文明学の記述が多かった。世界各地の神話や伝承で似通っている部分があるのは文化の交流があった事の証左。西洋では空を飛ぶ=翼だから天使や竜に翼が生えていて、東洋は不可思議な力で空を飛んでいるから付いてないという考えの違いが面白かった。確かに東洋の不思議生物には鳥由来のを除くと翼が無い物が多い。2023/01/13

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