出版社内容情報
孔子を筆頭に、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子……など、春秋戦国時代の古代中国では、数多くの思想家が現れた。彼らは「諸子百家」と総称される。
その思想は、東アジア全域の思想に大きな影響を与え続け、今なお衰えない。2200年以上前の思想でありながら、現代の私たちにも生き方の指針を示し続けてくれている。
なぜ戦国の世に多くの思想家が出現したのか? 彼らの主張やその違いはなにか?
残された著作や人物評から、彼らの人柄を読み解き、その思想の本質を解き明かす。
内容説明
孔子、老子、荘子、孟子、荀子、韓非子、孫子…乱世の古代中国に現れた多数の思想家は、諸子百家と呼ばれる。各地の王侯に自らの主張を説き、弟子を従えて熱弁を振るった。東洋全域に大きな影響を与え続け、現代においても人気は衰えない。彼らに共通するのは、あくまで誠実であること、そして根底にある人間愛だった。時代を超えて人々を魅了し続ける個性的な思想を読み解き、人柄から見えてくる思想の本質を解き明かす。
目次
諸子百家以前―天の思想
孔子の思想
老子の思想
荘子の思想
孟子の思想
荀子の思想
韓非子の思想
孫子の思想
百家小伝(墨子、管子、恵施、公孫竜子、蘇秦、張儀、商鞅、申不害、李斯、楊朱、呉子)
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師、早稲田大学エクステンションセンター講師として、中国史や中国文学の分野で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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