出版社内容情報
「東風はなぜ“こち”と呼ばれる?」「霞と霧と靄の違いは?」「〈柿くへば〉の鐘、ほんとうは東大寺!?」「蟻地獄は2年もうんちをしない」「赤くならない赤蜻蛉がいる?」「門松はなぜ立てるのか」等々、季語にまつわるトリビアを集めて200超!俳句歳時記には載っていない、面白くて意外で、ちょっと余分な(!?)知識が満載。季語ということばの趣きと豊かさを感じながら、句友との話題も盛り上がる、愉快でためになる事典。
内容説明
季語にまつわるトリビアを集めて200超!俳句歳時記には載っていない、面白くて意外で、ちょっと余分な(!?)知識が満載。季語ということばの趣きと豊かさを感じながら、句友との話題も盛り上がる、愉快でためになる事典。
目次
春(春分;彼岸 ほか)
夏(雲の峰;梅雨 ほか)
秋(月;天の川 ほか)
冬(小春;寒さ ほか)
新年(小正月;門松 ほか)
著者等紹介
新海均[シンカイヒトシ]
1952年、長野県佐久生まれ。光文社で「カッパ・ブックス」、「月刊宝石」の編集に携わる。1989年俳誌「未来図」入会。現在「未来図」同人、俳人協会会員、日本ペンクラブ会員。俳号あぐり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
20
タイトル通り、俳句と雑学好きの著者が1ページずつ、季語にまつわる蘊蓄とその季語を用いた句を紹介。暇潰しと軽いお勉強にはいいかんじ。ただ蘊蓄の内容が本当に種々雑多すぎて物足りなかったり中途半端に思うことも。朝顔は夏休みの観察日記のイメージが強いけど秋の季語。主に秋に収穫される冬瓜も秋。年越し蕎麦を「つごもり蕎麦」なんて聞いたことないけどな。今では野菜や果物は年中あるけど、蜜柑はやっぱり冬のおこたでいただくのが一番。ストーブで焼き蜜柑もいいけど、最近はストーブも少なくなってるだろうね。2020/01/10
もくもく
4
俳句を作るヒトじゃないワタシですが、季語にまつわるトリビアの数々を、ポツリポツリと、なかなか楽しく読みました。(^o^) 例えば、「ぶらんこ」が春の、「相撲」が秋の、「鯨」が冬の季語であるとは、知らなかったナア…。いや、「ぶらんこ」と「相撲」は、なぜこの季節になったかが書いてあるけど、「鯨」については全然理由が書いて無いじゃん!……ってあたりも、作者も楽しんで書いているのかしら?(^o^)2020/05/27
n-shun1
1
有名な季語とそれを使った俳句,季語の関連知識が1ページずつ紹介される。 二十四節気を使う日本は陰暦を使う(併用)方が人生が豊かになりそうだ。夏至や冬至は太陽暦なのか。2020/12/26