出版社内容情報
ケンぺル、イザベラ・バード、モース、シーボルトほか、幕末・明治期に訪日した欧米人たちは豊富な記録を遺している。「日本には音楽が無い」「男女混浴は破廉恥」「刺身はうまい」「日本の枕はまるで拷問」――。彼・彼女らが好奇・蔑視・賛美などの視点で綴った滞在記や研究誌を広く集め、庶民たちの当時の暮らしを活写。著名な日本滞在記の読みどころも一冊でつかめる、人類学の巨人が「異文化理解」の本質に迫った比較文明論。
内容説明
ケンペル、イザベラ・バード、モース、シーボルトほか、幕末・明治期に訪日した欧米人たちは豊富な記録を遺している。彼・彼女らが好奇・蔑視・賛美などの視点で綴った滞在記や研究誌を広く集め、庶民たちの当時の暮らしを活写。著名な日本滞在記の読みどころも一冊で掴める、人類学の巨人が「異文化理解」の本質に迫った比較文明論。
目次
第1章 日本人の容姿
第2章 花の命は短かくて
第3章 破廉恥な日本人
第4章 男尊女卑うらおもて
第5章 庶民の服装
第6章 庶民の飲食
第7章 簡素な庶民の住居
第8章 矛盾だらけの日本人
第9章 印象あれこれ
著者等紹介
石川榮吉[イシカワエイキチ]
1925年、東京都生まれ。日本の人類学者。専攻は社会人類学・オセアニア民族学。東京都立大学名誉教授。京都大学文学部史学科卒業。文学博士。神戸大学助教授、立教大学教授を経て、72年より東京都立大学教授。その後、中京大学教授。インドネシアと南太平洋でフィールドワークを行い、研究活動を展開した。84年に『南太平洋物語―キャプテン・クックは何を見たか』で第38回毎日出版文化賞受賞。日本民族学会(現日本文化人類学会)会長を務めた。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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