角川ソフィア文庫<br> ローマ法王

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川ソフィア文庫
ローマ法王

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044005207
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C0116

出版社内容情報

ヴァティカンは面積こそ最小だが、12億人以上のカトリック教徒を擁し、政治・外交・平和に影響力を持つ。その頂点に立つローマ法王の歴史と現在を辿る。近代オリンピックも、冷戦終結の端緒・ポーランド民主化も、実現させたのは法王とカトリックのネットワークだった。法王の日々の仕事、各国訪問の理由、現代の価値観への対応を読み解く。西洋文化の根底にあるカトリック文化を知り、国際社会をより深く理解できる快著。第266代法王フランシスコについても紹介。

内容説明

ヴァティカンは面積こそ最小だが、12億人以上のカトリック教徒を擁し、政治・外交・平和に影響力を持つ。その頂点に立つローマ法王の歴史と現在を探る。近代オリンピックも、冷戦終結の端緒・ポーランド民主化も、実現させたのは法王とカトリックのネットワークだった。法王の日々の仕事、各国訪問の理由、現代の価値観への対応を読み解く。西洋文化の根底にあるカトリック文化を知り、国際社会をより深く理解できる快著。

目次

序章 ローマ法王とはだれか
第1章 ローマ法王のホームグラウンド
第2章 ローマ法王とヨーロッパの誕生
第3章 ローマ法王の盛衰
第4章 ヨハネ=パウロ二世と歴史の激動
第5章 二一世紀のローマ法王
第6章 ローマ法王と地球の未来

著者等紹介

竹下節子[タケシタセツコ]
比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリスム史を修める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagoyan

15
優。ちくま新書版、中公文庫版に、フランシスコ法王の章を加えて角川ソフィア文庫版となる。世界最小の国の主権者ではなく、世界最大の宗派の長としてバーチャルなネットワークを統御することにより、国際社会に大きな存在感を示しているローマ法王歴代の事跡を追う。特に関心を寄せざるを得ないのは第二次世界大戦後の歴代の法王が、時代に要請されるカトリック像を真摯に(というのは時勢に迎合するのでは決してなく)求め続けた姿勢であろう。ポーランド出身のヨハネ・パウロ二世の存在が東西欧州の壁を打ち砕く契機となったことなどのように。2022/12/31

chang_ume

12
近現代ヴァチカンの変遷について。近代国民国家形成(ラテラノ条約)によって領域国家の体制を失ったからこそ、宗教が備える超国家的な次元で、ローマ教皇の活動がむしろ普遍性を発揮したという理解です。その典型でありモデルとして、ヨハネ・パウロ2世の事績が熱く語られる。ただその評価ですが、教皇の言動が現代的価値観と合致すれば「革新的」とされ、教皇が保守反動的な姿勢を出せば、それと競合する中で現代社会の価値観や言説が磨かれていくという、どっちにせよ教皇は無謬なのだという話になっていませんか。2020/02/24

サケ太

8
面白い。2024/11/30

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

8
冒頭近くでカトリック聖職位の説明が書かれていだか、理解に根本的な間違いがあった。それらを語るならば、カトリックの「使徒継承」の信仰、司教制度をきちんと理解した上で述べられたい。 前半部分では初代教皇ペトロからヨハネ・パウロ1世まで代表的な教皇の概観が述べられる。そして、ヨハネ・パウロ2世については、かなりのページが割かれ、そのカリスマ性と反共の思考に基づく政治的な動きの事例が紹介されている。文庫本で266代の教皇を語るには無理がある。教皇制とその歴史を理解するための良書は他にも存在していると思われる。 2021/02/28

くろみつきなこ

3
Kindle unlimited。冒頭で日本でのキリスト教文化への理解のなさを嘆いていたのに、本文では知識を前提とした書き振りで、想定している読者層がわからなかった。 流し読みする中で一応なるほどと思ったのは次の文。 「ローマ教会のおかげで、利害の一致しない各国が超国家的な部分で団結協力しあうという、共通理念のもとに動く行動様式を学んでいった」2022/08/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14530636
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品