出版社内容情報
「無数にある日本の季節祭のなかにとけこんで、目や耳で自国を知ろうとする人のために、本書はささやかな友人になれたらと思うのである」12か月の祭礼を民俗写真の第一人者が興奮の旅の記録とともに綴る。
内容説明
宮本常一と旅を共にし、各地の祭礼や習俗を捉えてきた民俗写真家、芳賀日出男。人々が新しい生活や生き方を模索した昭和30年代、郷土の歳事や伝統芸能を受け継ぎ、創造していくエネルギッシュな姿を、丹念なフィールドワークで浮き彫りにする。日本的情緒が写真に宿る。
目次
初春の傀儡師(徳島県)―正月
雪祭のかまくら(秋田県)―二月
お遍路さん(徳島県)―三月
春の豊年祭(愛知県)―三月
薬師寺の花会式(奈良県)―四月
鎮花祭(京都府)―四月
柳川の水天宮祭(福岡県)―五月
伊勢の早乙女(三重県)―六月
津和野の鷺舞(島根県)―七月
七夕(富山県)―八月〔ほか〕
著者等紹介
芳賀日出男[ハガヒデオ]
1921年中国大連市生まれ。写真家。慶應義塾大学文学部卒業。1950年日本写真家協会に創立者として入会。写真家として日本国内、世界101か国を撮影。1970年大阪万博“お祭り広場”のプロデューサーを務め、日本の祭り、世界の祭りを公演。1973年全日本郷土芸能協会を創立。1988年オーストリア・ウィーン市より栄誉功労銀勲章。1989年紫綬褒章、1995年勲四等旭日小綬章受章。1997年日本写真家協会名誉会員。2009年オーストリアより科学・芸術功労十字章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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