角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス日本の古典<br> 保元物語・平治物語

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角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス日本の古典
保元物語・平治物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004934
  • NDC分類 913.432
  • Cコード C0195

出版社内容情報

武士の時代の幕開けを告げる物語

総ふりがなつきの原文、現代語訳、やさしい解説とコラムですらすらわかる! 貴族の時代から武士の時代へ、英雄譚と悲劇をダイジェストで読む。

●日下 力:1945年、新潟県佐渡生まれ。文学博士。早稲田大学文学学術院教授。主な著書に『保元物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)、『平治物語の成立と展開』(汲古書院)、『平家物語の誕生』(岩波書店)、『いくさ物語の世界‐中世軍記文学を読む』(岩波新書)、『平家物語大事典』(東京書籍)、『中世尼層 愛の果てに』(角川選書)などがある。

内容説明

『平家物語』とともに琵琶法師によって語り継がれた軍記物語の名作を、総ふりがなつきの原文、現代語訳、やさしい解説とコラムで丁寧に読み解く入門編。鳥羽上皇崩御後の皇位継承問題を発端に、皇室・摂関家・武家が骨肉相食む戦いを繰り広げた保元の乱。続く平治の乱では、上皇となった後白河院のもと争いが続き、反乱軍を鎮圧した平清盛が覇権を握る。人々の栄枯盛衰と新しい武家の時代の幕開けをダイジェストでたどる決定版。

目次

『保元物語』(保元の乱とは;物語の世界;崇徳院方の臨戦態勢;超人的な源為朝;左大臣藤原頼長、為朝の夜討ち進言を一蹴 ほか)
『平治物語』(平治の乱とは;物語の世界;乱勃発の知らせ、清盛のもとへ;藤原光頼、信頼を辱める;弟惟方への訓戒 ほか)

著者等紹介

日下力[クサカツトム]
1945年、新潟県佐渡生まれ。博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授を経て、名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁Lei❁

13
義経の物語を追いたく、その手始めに、父・義朝の活躍と最期を描いた本書から。しかし、後に左馬頭とあがめられる義朝ですが、本作では主役級ではないようですね。だからといって、一世を風靡することになる清盛が目立つわけでもなく。主に無双するのは、義朝の兄・為朝や、義朝の長男・悪源太義平などです。ものすごい力で刀を振るっては敵をぶった斬り、強弓で鎧のうちまでも貫く。そして、涙を誘うのは、義朝の三人の子を連れて逃げる常盤の後ろ姿。源氏と平家の因縁を知ることができる、『平家物語』の前日譚です。2024/02/15

のれん

12
かの源平合戦に繋がる源平と公家に跨がる親兄弟との血で血を洗う戦の数々を描く古典の紹介本。 今作が鎌倉時代初期の平穏の時代に書かれたということを考えると、源氏政権に対する筆者のスタンスがありありと浮かぶ。 基本は悪徳平家を演出しながらエンタメ部分たる英雄為朝のぶっ飛び具合を中心に書いたり、逆に鎌倉政権の象徴の父親の反乱を非難したりと自由な作風が特徴的。 坊主としては反対バリバリだったろうが、義朝を悲劇風に仕立てしたりとやはりいつの時代も初期とは違う展開が生まれる瞬間は変わってないのかも知れない。2021/04/05

fseigojp

10
平家の前に、この物語があった 義経記や椿説弓張月も読まねば2021/05/28

tyfk

3
清和源氏系図と桓武平氏系図は必須、マーカーで色分けしながら読む。人名索引も充実。2023/09/08

さくさく

1
この時代については昏いが楽しく読めた。どちらも敗者側の悲哀の譚がよく出来ていて人情に響きます。全くの創作も多いのでしょうがその画が浮かぶよう。一番面白かったのは保元の為朝の話かな。敗者側はそれぞれ討たれたり、自害したり、流されたりで悲劇悲嘆に沈むのに為朝一人だけは活力が違う。本書の訳も分かりやすいが、くだけ過ぎず、古典らしさを感じられる良い訳でした。コラム解説も充実。2021/11/25

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