角川ソフィア文庫<br> 日本の怪談〈2〉

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角川ソフィア文庫
日本の怪談〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004859
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

死者が自らの供養のために寺で経をあげる「いつもよくあること」、理不尽な離縁を恨んで死んだ妻の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の頂点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情噺としても有名な「牡丹燈籠」、人間が異界の女たちの魔性の美しさに幻惑されていく「泉の乙女」「鳥妻」、死をも超越した人間の信と義を描く「顔真卿の帰還」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」――アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品三十七篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第二弾。

内容説明

理不尽な離縁を恨んで死んだ女の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の到達点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情話としても有名な「牡丹燈籠」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」―アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品37篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第2弾。

目次

第1章 妖怪たちの棲むところ(天狗の話;普賢菩薩の伝説;弁天の感応;鮫人の恩返し;食人鬼;女の死体にまたがった男;いつもよくあること;閻魔大王の法廷にて)
第2章 蓬莱幻想(蓬莱;浦島伝説;倩女の話;天の川叙情;伊藤則資の話;牡丹灯籠)
第3章 愛の伝説―アメリカ時代の「怪談」より(泉の乙女;鳥妻;最初の音楽家;愛の伝説;天女バカワリ;大鐘の霊;孟沂の話;織女の伝説;顔信卿の帰還)
第4章 さまよえる魂のうた―自伝的作品より(夢魔の感触;私の守護天使;偶像崇拝;ゴシックの恐怖;星たち;幽霊;永遠の憑きもの;露のひとしずく;草雲雀;夢を喰うもの;玉の物語;餓鬼;夜光るもの;ひまわり―ロバートの思い出に)

著者等紹介

ハーン,ラフカディオ[ハーン,ラフカディオ] [Hearn,Lafcadio]
1850年、ギリシアのイオニア諸島にあるレフカダ島で、アイルランド人の父とギリシア人の母の間に生まれる。幼くして父母と別れ、19歳でアメリカに渡る。以後、世界各地を転々とし、90年、通信記者として来日。同年、小泉節子と結婚。96年帰化し、小泉八雲と改名。英語、英文学を講じる一方、日本人の内面や日本文化の本質を明らかにする作品を描き続けた。1904年没

池田雅之[イケダマサユキ]
三重県生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較文化論。小泉八雲、T.S.エリオツトなどの翻訳家でもある。NPO法人鎌倉てらこやの理事長を長らく務めたのち顧問に就任。その社会貢献活動に対して、文部科学大臣奨励賞、正力松太郎賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

84
小泉八雲の怪談の第2集です。最初の巻ではかなり有名なものが多かったのですが、ここでは今までに読んだことのない生霊的な話やご自分が経験した自伝的な作品が多く含まれています。以前からかなり不可思議なものにひかれていたことがよくわかります。それにしても日本のこのような話を日本人以上によく収集したものだと感じます。夢枕さんの陰陽師が好みのわたしには楽しい本でした。2022/10/30

スイ

15
ハーンの日本の怪談はあちこちで触れる機会があったが、中国やインドなど他の国々の再話や、自身についての随筆は初めて読んだ。 一番ぞっとしたのは随筆だった…。 ハーンにというか、人間に対して。2021/05/10

山田

5
浦島太郎の原文や牡丹燈篭など古典怪談から始まり、インドをはじめとする南方の国の伝説や神話がたくさん掲載されており、読んでて楽しかった。 ただ、難しい発音の神様や国の名前が多く、読み終えるのに時間がかかってしまった。2020/07/10

深川拓

3
電子書籍にて読了。ちくま文庫にて刊行されていた単行本を再編した怪談集の続篇。日本の、と言いつつ今回は海外の怪異譚や、怪談以外の随筆も多い。しかし、それゆえに前巻よりもハーンの価値観や精神世界をより深く垣間見ることが出来る。飼い猫の姿を軸に綴った“玉の物語”など、その思想とともに生活の様子も窺える。2022/06/19

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