出版社内容情報
生涯句数2万以上といわれる現代俳句の巨匠、高浜虚子。「去年今年貫く棒の如きもの」などの有名句から意外性のある句までを厳選し、1ページ1句で解説とともに鑑賞。名言抄・索引も付す虚子入門の決定版。
内容説明
「遠山に日の当りたる枯野かな」「去年今年貫く棒の如きもの」客観写生や花鳥諷詠など、現代俳句の基礎ともいうべき方法論や俳句観を提唱した高浜虚子。85年の生涯で20万以上と言われる俳句作品の中から、その多様さを存分に感じられる200句を厳選。口語訳と解説とともに1頁1句を鑑賞する。わずか17音の最短詩形で何が描けるのか―その答えは、虚子の句の中にある。充実の名言抄、初句および季語索引を付す、虚子入門の決定版!
目次
『五百句』時代 明治二十八年‐昭和十年
『五百五十句』時代 昭和十一年‐昭和十五年
『六百句』時代 昭和十六年‐昭和二十年
『六百五十句』時代 昭和二十一年‐昭和二十五年
『七百五十句』時代 昭和二十六年‐昭和三十四年
著者等紹介
高浜虚子[タカハマキョシ]
1874年松山生まれ。本名、清。能楽保存に尽力した池内家に生まれ、後に高浜の名跡を継承。子規、漱石、碧梧桐らと親交を結び、小説を著す一方で、『ホトトギス』発行人となって今日の俳句隆盛の基礎を作る。「客観写生」「花鳥諷詠」など、広く老若男女に俳句を伝え広めると共に、多くの優れた俳句作家を育成した。文化勲章受章。1959年4月8日没、85歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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