出版社内容情報
不確実な未来を、数字の力で予見する。世界的数学者による入門書25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然? それとも必然? 不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。
【目次】
第1章 いろいろの例
1 貨幣を一個投げる場合
2 貨幣を二個投げる場合
3 貨幣を三個投げる場合
4 サイを一個投げる場合
5 サイを二個投げる場合
6 九半一二丁
7 ガリレイとサイの問題
第2章 可能性の集合
1 一つの原理
2 並べ方の集合
3 選び方の集合
第3章 場合の数の数え方
1 場合の数の数え方の原理
2 並べ方の数の数え方
3 選び方の数の数え方
4 クイズへの応用
第4章 文章とその真理集合
1 真理集合
2 「pまたはq」という文章の真理集合
3 「pおよびq」という文章の真理集合
4 「pでない」という文章の真理集合
5 集合の要素の数
6 論理の記号と集合の記号
7 ドゥ・モルガンの法則
第5章 確率の定義と性質
1 確率の定義
2 確率の性質
3 応用問題
4 条件確率
第6章 有名な例
1 パスカルと賭け
2 酋長のトリック
3 クジ引きの順番
4 一つの意外な例
第7章 大数の法則
1 一つの貨幣を何回か投げる場合
2 ( n, r )という記号
3 パスカルの三角形
4 独立試行過程
5 大数の法則
第1章 いろいろの例
1 貨幣を一個投げる場合
2 貨幣を二個投げる場合
3 貨幣を三個投げる場合
4 サイを一個投げる場合
5 サイを二個投げる場合
6 九半一二丁
7 ガリレイとサイの問題
第2章 可能性の集合
1 一つの原理
2 並べ方の集合
3 選び方の集合
第3章 場合の数の数え方
1 場合の数の数え方の原理
2 並べ方の数の数え方
3 選び方の数の数え方
4 クイズへの応用
第4章 文章とその真理集合
1 真理集合
2 「pまたはq」という文章の真理集合
3 「pおよびq」という文章の真理集合
4 「pでない」という文章の真理集合
5 集合の要素の数
6 論理の記号と集合の記号
7 ドゥ・モルガンの法則
第5章 確率の定義と性質
1 確率の定義
2 確率の性質
3 応用問題
4 条件確率
第6章 有名な例
1 パスカルと賭け
2 酋長のトリック
3 クジ引きの順番
4 一つの意外な例
第7章 大数の法則
1 一つの貨幣を何回か投げる場合
2 ( n, r )という記号
3 パスカルの三角形
4 独立試行過程
5 大数の法則
矢野 健太郎[ヤノ ケンタロウ]
著・文・その他
内容説明
25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然?それとも必然?不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。
目次
第1章 いろいろの例
第2章 可能性の集合
第3章 場合の数の数え方
第4章 文章とその真理集合
第5章 確率の定義と性質
第6章 有名な例
第7章 大数の法則
著者等紹介
矢野健太郎[ヤノケンタロウ]
1912年生まれ。数学者。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。在米中にはアインシュタインの知遇を得た。相対性理論を数学的に基礎づける微分幾何学の権威として各国の数学者と交友を結び、日本数学界の国際化を牽引した。また啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。1983年に勲二等瑞宝章を受章。1993年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。