角川ソフィア文庫<br> 経済学〈下〉

個数:
電子版価格
¥528
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川ソフィア文庫
経済学〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 05時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004385
  • NDC分類 331
  • Cコード C0133

出版社内容情報

「宇野は、マルクス経済学とマルクス主義経済学を区別した。マルクス主義経済学は、資本主義から社会主義への転換は必然であるとする、唯物史観というイデオロギーによって革命に資する経済学を構築する試みだ。これに対してマルクス経済学は、アダム・スミス、デービッド・リカードら、古典派経済学を批判的に継承したカール・マルクスが、『資本論』で展開した理論を基礎にして資本主義の内在的論理をとらえる体系知(Wissenschaft、科学)である、というのが宇野の主張だ。」
――佐藤優氏(解説より)

我々を取り巻く資本主義社会。経済学はその構造を解明するべく発展してきた。
経済学の基礎だけでなく、、資本主義の理解には必須の宇野理論をも学べる不朽の入門書。
下巻では、上巻で解説された原理論、段階論と経済学説史を踏まえ、
マルクスの経済学の解説から入り、現状分析となる日本経済論が展開される。

※本書は1956年3月(上巻)、4月(下巻)に角川全書から刊行された作品を復刊し、図表を再作成し、解説を加えたものです。
底本には1967年の第18版を使用しました。

内容説明

「宇野が原理論、段階論、現状分析のすべてについて体系的に編集した(中略)唯一の著作」(解説より)。我々を取り巻く資本主義社会。経済学はその構造を解明するべく発展してきた。経済学の基礎だけでなく、資本主義の理解には必須の宇野理論をも学べる不朽の入門書。下巻では、上巻で解説された原理論、段階論と経済学説史を踏まえ、マルクスの経済学の解説から入り、現状分析となる日本経済論が展開される。

目次

第2部 経済学説の発展(カール・マルクス;歴史学派および現代の諸学派)
第3部 日本資本主義の諸問題(日本資本主義発達史の概要;日本資本主義の構造と問題)

著者等紹介

宇野弘蔵[ウノコウゾウ]
1897年、岡山県生まれ。1921年、東京帝国大学卒。東北帝国大学助教授を経て、東京大学、法政大学などの教授を歴任し、77年に死去。経済学博士。マルクス主義経済学を専門とし、その独創的な『資本論』読解により、宇野学派と呼ばれる学派を形成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

107
下巻には、第二部の残りのカール・マルクスの学説と歴史学派などについての章、第三部の日本資本主義についての発達状況、構造と問題が述べられています。玉野井先生と大内力先生によるものです。大内先生の日本経済についての分析は他の書物でも読んでいますのでさらっと頭に入ってきました。学生時代の経済学の授業を思い出しました。当時はマル経が7割くらいをしめていました。2019/08/28

amanon

10
上巻の感想でも触れたが、恐らく本来ならば大学の教科書として、講義の解説にそって読むべきものだと思う。しかも、60年以上も前に出たテキストを一切の注釈無しで出すのはどうか?恐らくその後の研究によって、事実誤認とされた箇所も少なくないだろうし、一般的に認識度が低い人名もかなりある。それはともかくとして、最初の『資本論』の解説は簡潔で的確にまとめていると言えるか。大部を占める日本の資本主義経済史は、日本という国の近代化と資本主義の発展の歩みの特異性を改めて認識。その発展の背景には多大な犠牲があった。今更だけど。2020/08/10

モッチー

1
宇野学派によるマルクス経済学の教科書を文庫化した本。下巻は、マルクス以降の経済学説史と日本の資本主義経済の分析の章が収録されている。経済学説史の章には、『資本論』各巻を要約した箇所があり、上巻の「原理論」の解説の補足の役割を担っている。また、日本経済の章は「現状分析」の解説となっており、主に戦前の労働、農業、中小企業、財閥の分析が展開されている。この章を読むと、日本は国家主導で後発の資本主義国として急速に発展したために、様々な社会の歪みが生じたのだということがよくわかる。2021/02/04

こうきち

0
うーん。正直、年寄り向けというか。面白くもないし役にも立たない印象。理屈だけは複雑だけど、想定している社会は無味乾燥なものを前提としているので、違和感がすごい。2023/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13746318
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。