角川ソフィア文庫<br> 佐高信の昭和史

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角川ソフィア文庫
佐高信の昭和史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004101
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0121

出版社内容情報

『「常識」を疑う――。その重要性を教えてくれます』望月衣塑子氏推薦!歴史にただ一つの真実というものはない――。誰の視点で語られているのか、誰がそれを重要な事柄と判断したのか。強者の発する声だけでなく、弱者の声もすくい、複眼的に見ることで、客観的真実が浮かび上がる。すべての歴史を現代史として捉えて、現在と過去との対話という観点から、戦争へと突き進む昭和と、戦後70年の日本社会の軌跡を辿る。リベラルな視点で昭和を捉え直し、現代日本に警鐘を鳴らす。
解説・望月衣塑子

【もくじ】
序  章 疑念を持って歴史を見つめる視点 ?もうこれ以上だまされてはいけない
第一章 銀行を潰したのは誰だ? ?昭和恐慌はなぜ起きたのか
第二章 なぜ軍国主義に染まっていったのか ?苛烈化する思想
第三章 なぜ「世界の孤児」へと暴走したのか ?満州事変から国際連盟脱退にいたる道
第四章 時流に媚びない人たち ?彼らはどう異を唱えたのか
第五章 戦争協力と戦争責任を考える ?日本的な同調型思考停止社会のワナ
第六章 つくられた終戦記念日 ?本当の終戦はいつだったのか
第七章 戦後を牽引したニッポンの会社の裏側 ?サラリーマンはなぜ「社畜」化したのか
第八章 労働組合は何をしてきたか ?なぜか嫌われる理由と本来の意義
第九章 社会党はなぜダメになったのか ?リベラル勢力の凋落に思うこと
第十章 創価学会はなぜゲンダイのタブーになったのか ?政教分離を瓦解させたモンスターの正体
第十一章 組織・社会とどう関わっていくか ?「個」を殺されずに生きるために
終  章 黒幕たちの昭和史 ?闇の世界の顔役の動き

本書を読むための明治・大正・昭和史 略年表

序  章 疑念を持って歴史を見つめる視点
第一章 銀行を潰したのは誰だ?
第二章 なぜ軍国主義に染まっていったのか
第三章 なぜ「世界の孤児」へと暴走したのか
第四章 時流に媚びない人たち
第五章 戦争協力と戦争責任を考える
第六章 つくられた終戦記念日
第七章 戦後を牽引したニッポンの会社の裏側
第八章 労働組合は何をしてきたか
第九章 社会党はなぜダメになったのか
第十章 創価学会はなぜゲンダイのタブーになったのか
第十一章 組織・社会とどう関わっていくか
終  章
解 説 望月衣塑子
本書を読むための明治・大正・昭和史 略年表

佐高 信[サタカ マコト]
著・文・その他

内容説明

歴史にただ一つの真実というものはない―。誰の視点で語られているのか、誰がそれを重要な事柄と判断したのか。強者の発する声だけでなく、弱者の声もすくい、複眼的に見ることで、客観的真実が浮かび上がる。すべての歴史を現代史として捉えて、現在は過去との対話という観点から、戦争へと突き進む昭和と、戦後70年の日本社会の軌跡を辿る。リベラルな視点で昭和を捉え直し、現代日本に警鐘を鳴らす。

目次

疑念を持って歴史を見つめる視点―もうこれ以上だまされてはいけない
銀行を潰したのは誰だ?―昭和恐慌はなぜ起きたのか
なぜ軍国主義に染まっていったのか―苛烈化する思想
なぜ「世界の孤児」へと暴走したのか―満州事変から国際連盟脱退にいたる道
時流に媚びない人たち―彼らはどう異を唱えたのか
戦争協力と戦争責任を考える―日本的な同調型思考停止社会のワナ
つくられた終戦記念日―本当の終戦はいつだったのか
戦後を牽引したニッポンの会社の裏側―サラリーマンはなぜ「社畜」化したのか
労働組合は何をしてきたか―なぜか嫌われる理由と本来の意義
社会党はなぜダメになったのか―リベラル勢力の凋落に思うこと
創価学会はなぜ現代のタブーになったのか―政教分離を瓦解させたモンスターの正体
組織・社会とどう関わっていくか―「個」を殺されずに生きるために
黒幕たちの昭和史―闇の世界の顔役の動き

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教員、経済誌編集長を経て、現在、評論家として活躍。「憲法行脚の会」呼びかけ人の一人。「週刊金曜日」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

19
角川ソフィア文庫。多分この本を著した動機は「安倍晋三だけは許せない!」の様です。今の時代の雰囲気が戦前とよく似ているとは私もしみじみ感じます。『基本は日本の教育は「これを信じなさい」という教育です。「騙されないようにするにはどうしたら良いか」という教育はしてない。米の教育は「なぜか」を大切にします。「批判的思考」を重視する。日本では「個」の確立より集団における協調精神を重んじます。』『日本は「内面指導」(道徳)が好きな国。道徳を煩く言う政治家は大衆を扇動したい人です。』お勧めです、スッキリします。2018/09/17

Eimi

9
佐高節、楽しみながら読んだ。特に、伊丹万作の文章を引用して、「だまされる側の責任」を問う場面には強く惹きつけられる。一市民が批判力を失い、思考力を失い、信念を失ったとき、権力者が誤った決断をしても止められない。2020/08/16

ユ-スケ

4
ミスや失敗をないものとするのではなく、それを糧により良いものを作ることこそ人類の本懐なはず 我が国にはこの文化があまりにも根付いていないのではないか 否定されると日和ってしまう人のなんと多いことか 和ではなく、個をこそもっと鍛えるべきなのだ 本著のような歴史観をみんなで持ちたい2024/05/24

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