出版社内容情報
愚痴、律儀、以心伝心──。語源から分け入る仏教入門、好評続篇日本人の気づかぬところで仏教のことばが生きはたらいている。
「愚痴」は横綱級の煩悩。「律儀」は習慣的な善行。
「以心伝心」の心とは、本来、人間のあるがままの姿のこと――。
日常語であっても、仏典や教義にその語源を求めるとき、
無限にひろがる仏教語の大海へとたどりつく。
大乗仏教、真言密教、そして禅まで、第一線の仏教学者が
名著『佛教語大辞典』のエッセンスへと誘う。
身近なことばの奥深さに触れる仏教入門、好評続篇。
中村 元[ナカムラ ハジメ]
編集/著・文・その他
内容説明
日本人の気づかぬところで仏教のことばが生きはたらいている。「愚痴」は横綱級の煩悩。「律儀」は習慣的な善行。「以心伝心」の心とは、本来、人間のあるがままの姿のこと―。日常語であっても、仏典や教義にその語源を求めるとき、無限にひろがる仏教語の大海へとたどりつく。大乗仏教、真言密教、そして禅まで、第一線の仏教学者が名著『佛教語大辞典』のエッセンスへと誘う。身近なことばの奥深さに触れる仏教入門、好評続篇。
目次
1 仏教の出発点
2 仏教の生活と習俗
3 仏教をとりまく宗教と神々
4 大乗仏教のすくい
5 真言密教
6 禅
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
1912年、島根県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授、東方学院学院長、比較思想学会名誉会長、学士院会員などを歴任。仏教思想・インド哲学の第一人者。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。人間ブッダの姿を明らかにするとともに、人類共通の普遍思想を求めて、仏教と西洋思想の比較思想研究を推進。1999年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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