出版社内容情報
生命とは何か。種とは何か。死とは何か。遺伝とは何か――。生物学には、わかっているようで解明されていないことがたくさんある。だからこそ、生物学は面白い! 一見、とっつにきくそうだが、基礎さえ理解していれば、新聞やテレビで話題になる事柄も、より興味深く知ることができる。文庫化にあたり、人類起源や免疫構造の最新知見を大幅に加筆修正。事象への本質へダイレクトに迫り、現代生物学への素朴な疑問をわかりやすく解説する入門書。
内容説明
人はなぜ死ぬの?心はどこにあるの?進化や遺伝の仕組みとは?なぜオスとメスがいるの?教科書以前の素朴な疑問から、具体例を厳選。断片的に専門知識を蓄えるのではなく、要点から体系的にわかりやすく解説。メディアで話題になる事柄も、基礎さえ押さえておけば、もっと理解が深まる!文庫化にあたり、人類起源や免疫に関する最新の知見で大幅に改訂。いい加減でしたたかな生物の原理に迫る、恰好の入門書。
目次
第1章 生命についての素朴な疑問(生きているってどんなこと?;環境は守らねばならないのか? ほか)
第2章 生物の仕組み(卵はどうして親になるのか?;遺伝子は生命の設計図か? ほか)
第3章 進化と由来の不思議(地球にバクテリアしかいなかった頃;クジラは昔カバだった? ほか)
第4章 病気のなぞ(がんになる人ならぬ人;複雑な免疫のしくみ ほか)
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。理学博士。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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