角川ソフィア文庫<br> デザイン知―千夜千冊エディション

個数:
電子版価格
¥1,408
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川ソフィア文庫
デザイン知―千夜千冊エディション

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 05時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003548
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。意匠、建築、デザイン。人間の存在証明そのものともいえる知覚のしくみから有名デザイナーまでを俯瞰する。
1.「かたち」が「いのち」
ヴィレム・フルッサー『デザインの小さな哲学』
ランスロット・ロウ・ホワイト『形の冒険』
ジョージ・ドーチ『デザインの自然』
ルネ・ユイグ『かたちと力』
吉田光邦『文様の博物誌』
ルドルフ・ウィトカウアー『アレゴリーとシンボル』
エルヴィン・パノフスキー『イコノロジー研究』

2.知覚とデザイン
ヤーコプ・フォン・ユクスキュル『生物から見た世界』
パウル・クレー『造形思考』
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』
クルト・コフカ『ゲシュタルト心理学』
ヴィクトール・V・ヴァイツゼッカー『ゲシュタルトクライス』
佐々木正人 『アフォーダンス』
ドナルド・A・ノーマン『エモーショナル・デザイン』

3. 技能から表象へ
立岩二郎『てりむくり』
ベルナール・パリシー『ルネサンス博物問答』
貴田庄『レンブラントと和紙』
水尾比呂志『デザイナー誕生』
榧野八束『近代日本のデザイン文化史』』
伊東忠太・藤森照信ほか『伊東忠太動物園』
村松貞次郎『大工道具の歴史』
平田雅哉『大工一代』
原 弘『デザインの世紀』
モホリ=ナギ『絵画・写真・映画』
柏木博『モダンデザイン批判』

4.デザイナーの意表
ブルーノ・ムナーリ『モノからモノが生まれる』
ジャン・バーニー『エットーレ・ソットサス』
杉浦康平『かたち誕生』
堀内誠一『父の時代・私の時代』
石岡瑛子『I DESIGN(私デザイン)』
内田繁『インテリアと日本人』
川崎和男『デザイナーは喧嘩師であれ』
山中俊治『デザインの骨格』
PDの思想委員会・三原昌平編『プロダクトデザインの思想』
鈴木一誌『ページと力』


松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他

目次

第1章 「かたち」が「いのち」(ヴィレム・フルッサー『デザインの小さな哲学』一五二〇夜;ランスロット・ロウ・ホワイト『形の冒険』三〇八夜 ほか)
第2章 知覚とデザイン(ヤーコプ・フォン・ユクスキュル『生物から見た世界』七三五夜;パウル・クレー『造形思考』一〇三五夜 ほか)
第3章 技能から表象へ(立岩二郎『てりむくり』四九五夜;ベルナール・パリシー『陶工パリシーのルネサンス博物問答』二九六夜 ほか)
第4章 デザイナーの意表(ブルーノ・ムナーリ『モノからモノが生まれる』一二八六夜;ジャン・バーニー『エットーレ・ソットサス』一〇一四夜 ほか)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。日本文化、芸術、生命哲学、システム工学など多方面におよぶ思索を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
この本のもととなっている松岡さんのホームページをかなり愛読しているので、本になったらどのような印象になるのかということで読んでみることにしました。ハッキリ言って初めて読まれる方はかなり戸惑うのではないでしょうか?松岡さんのその本を書かれた著者に対する考え方をあるいはご自分の思想を書かれているのだと思いました。一般向けではなくかなりマニアックな方向けであると思われます。私はホームページで読む方がわかりやすいと感じました。2018/07/30

非日常口

18
フルッサーを冒頭に持ってきているのに現メディアへの不満を感じるw 市場に文様が粗雑に取り込まれ消費される現在、デザインの形骸化へ危惧を感じる。象徴は圧縮された情報だったが、今や圧縮されずに喧伝されるだけで内容は水増し程度だ。視点とツールを変え、推敲する事がないまま消費される。セイゴウさん曰く「一度はレオナルドの『手記』は手にとってみたほうがいい。おそらく、諸君に名状しがたい自信をもたらすだろうからである。」デザインの自信がない人へのメッセージは表紙から伺える。カタにチが通うと「かたち誕生」なのだ。2018/06/11

阿部義彦

18
編集工学研究所、所長の松岡正剛さんの千夜千冊エディションの二冊目は題して「デザイン知」森羅万象のデザイン、大工、陶芸、車椅子から建築、商業デザイン、はたまたファッション、音楽にまで美術に興味のある自分にとっては本当に刺激的でした。中でも最近漫画家の五十嵐大介さんが「デザインズ」で取り扱っている環世界と言う概念を最初に提案した、フォン・ユクスキュルの「抜き型」と言う言葉と発想の転換には我が意を得ました。そして、後半では日本のデザインで大きな役割を果たした人の書いた本がでて来ますが、杉浦康平と川崎和男が出色。2018/06/23

karutaroton

12
千夜千冊シリーズは定期的に読みたくなって、読んだ後はいつも何らかの階段を上って、人間として成長できた気になります。ゲシュタルト、アフォーダンスといった概念。レンブラントと和紙の関係。平田雅哉(大工の棟梁)、原弘(牛乳石鹸)、堀内誠一(アンアン)、石岡瑛子(ビョークのMV)、山中俊治(suica改札機)、、、「デザイン知」って、題名もいいですね。2019/09/07

羊山羊

8
全くついていけないシリーズ第二弾。ブックガイドというか、松岡氏自身のエッセイにも見えるような感じ。相変わらずの縦横無尽ぶりが光るが川崎氏とかのエピソードが気になった。調べて読むべし。2018/10/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12811748
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。