出版社内容情報
ヒルティの幸福論三部作から、第一部「幸福論」(初版昭和29年刊)と第二部の一部を「人生論」(昭和31年刊)としてまとめた新・抄訳版。新・解説/鷲田小彌太。
目次
幸福論
仕事の要領
エピクテートス
悪とたえず戦いながら、策略を使わないで 世間を渡ることがどうしてできるか
よい習慣
この世の子らは光の子らよりも利口である
暇を見つける工夫
幸福
人間とは何か?
人生論
人生の諸段階
罪と憂い
超越的希望
教養とは何か
解説
一、ヒルティその生涯と思想
二、「幸福論」について
内容説明
幸福とは何か、ではなく「幸福になる方法」を的確に語る類例のない書。仕事の仕方、時間の使い方、老後の不安など、まさに現代に直結する諸問題を考察する。「ともかく、はじめる」「ルーチンこそが簡単かつ永続困難」「定則のない気ままは糸の切れた凧」。普遍的なメッセージの数々は、仕事に行き詰まったとき、人生の転機に立ったとき、まさに心に響く。全三部のうち第一部と、第二部の抜枠からなる抄訳版。
目次
幸福論(仕事の要領;エピクテートス;悪とたえず戦いながら、策略を使わないで世間を渡ることが、どうしてできるか;よい習慣;この世の子らは光の子らよりも利口である)
人生論(人生の諸段階;罪と憂い;超越的希望;教養とは何か)
著者等紹介
ヒルティ,カール[ヒルティ,カール] [Hilty,Carl]
1833年2月スイス生まれ。哲学者であり、法学者、著名な作家としても知られる。日本では『幸福論』『眠られぬ夜のために』の著者として有名。敬虔なクリスチャンとして、人生、人間、神、死、愛などの主題について含蓄深い思想書を著した。1909年10月没
秋山英夫[アキヤマヒデオ]
1911年石川県生まれ。ドイツ文学者。東京帝国大学文学部独逸文学科卒。1967年「ゲーテの光に照らしてみたニーチェ像」で東大文学博士。学習院大学教授を1982年まで務め、ニーチェを主として研究するほか、多くのドイツ文学・哲学書の翻訳をおこなった。1991年4月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
cozy-koji
ひろみんぐ
pino
Annabelle K