角川文庫<br> 実伝 石田三成

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角川文庫
実伝 石田三成

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003197
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

内容説明

豊臣政権を支える実務家として、その内政・外交・軍事に卓越した能力を発揮した石田三成。「残すは盗なり。つかひ過して借銭するは愚人なり」―現代にも通じる経済感覚や国家観をもちながらも、多くの悪名と誤解に晒され続けてきたのは何故か。近江人気質、太閤検地や朝鮮攻めでの手腕、直江兼続との友情、関ヶ原合戦に賭した忠義ほか、多様な史実やエピソードをオリジナル編集。「悲劇の知将」の新たな魅力を浮かび上がらせる。

目次

特別対談 清冽なる最高のナンバー2
第1部 石田三成の戦いと人物像(悪名を着た近江人―受け継がれた「三方よし」の信条;賎ヶ岳合戦を支えた後方支援―秀吉直伝の奇策;忍城の水攻め―戦下手の烙印とその真相;奉行三成の唐入り―早期講和への確固たる信念;ドキュメント「関ヶ原」)
第2部 石田三成像の諸相(ゆかりの地・北近江を行く―出生の地、佐和山城、そして逃亡の果て;奉行三成の文治政治―秀吉が信頼したエキスパート;側用人としての力―佐竹義宣が三成に見たもの;三成に過ぎたるもの―戦場の鬼・島左近;黒幕・三成の冤罪―利休処断・氏郷毒殺・秀次切腹;三成の「巨いなる企て」―天才シナリオ・ライターの最期)
第3部 石田三成の生涯(戦い続けた忠義の将)

著者等紹介

火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て1988年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、同作で第13回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

43
図書館本。関ヶ原の戦いで奮戦むなしく徳川家康に敗れ、処刑された悲劇の知将・石田三成の人物像をドキュメントタッチで浮かび上がらせる。確かにこのような人だったのだろうな、と思わせる説得力があった。★★★★☆

BIN

6
石田三成は和讒者という誤解を覆し、本書で見方が変わるだろうと記載してますが、だいたい本書を読むような人は三成に好意的な人ばかりだと初っ端に思いました。火坂編で多数の著者が記事を書いていて結構内容はかぶるところがあります。結構三成ものは読んでいるので新しい情報は個人的にはあまりありませんでしたが、最後に名将言行録の三成編の訳があるのがいいですね。その注に「三成」は「かずなり」と読むのが正しいとある。まじか。2019/07/14

flat

4
石田三成のバックボーンのようなものが少しわかった気がする。中に出て来るシャボンの話が面白いと思った。読んでいて三成という男は確かに朴念仁であったようだが、同時に石鹸で手を洗う清潔感を持った男だったのではないかという部分は頷いた。2016/10/09

horabook

3
★★★:三成については、自分の信じる道をまっすぐに生きた男という印象と暴君のもとでマシンと化したイエスマンという印象の両方がある。果たして本当のころはどうなのか?それが気になって手にとった。結局のところ「本当のこと」など誰にもわかりはしないけれども、少なくとも後世において随分と歪んで伝えられたのは確かなのだろう。まったく人望がなかったのであれば西軍にあれほどの味方は集まらなかっただろうと思うと少なくともただの嫌な奴ではなかったのではないか。いずれにせよ正しいと思うことを臆せず実行したその姿は尊敬に価する。2016/01/31

とよちゃん

3
昔から石田三成は好きだったので、知識の復習のような感じでした。関ヶ原の西軍諸将が豊臣政権下で三成から恩を受けた者たちだったと言うのは、今更ながら納得の話でした。2014/10/21

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