出版社内容情報
大好評!最も定評のある角川歳時記、10年ぶりの改訂新版。秋の到来は目に見えない風の変化から始まる。風の音を秋の声に見立て、肌に感じる涼しさを新涼という季語に磨きあげた先人たち。野分過ぎの空は高く澄み、鰯雲が一団となって過ぎてゆく。
深秋、灯火親しむころには、もののあわれがしみじみと感じられる。月光、虫の音、木犀の香、人恋しさ――情趣と寂寥感から多くの名句が生まれた。
例句を大幅に見直し解説に「作句のポイント」を追加。定評のある角川歳時記、改訂第五版!
角川書店[カドカワショテン]
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内容説明
秋の到来は目に見えない風の変化から始まる。風の音を秋の声に見立て、肌に感じる涼しさを新涼という季語に磨きあげた先人たち。野分過ぎの空は高く澄み、鰯雲が一団となって過ぎてゆく。秋が深まり灯火親しむころには、もののあわれがしみじみと感じられる。月光、虫の音、木犀の香―秋の情趣と寂寥感から多くの名句が生まれた。例句を大幅に見直し、解説に「作句のポイント」を追加。定評のある角川歳時記、改訂第五版!
目次
時候
天文
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1 ~ 1件/全1件
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カーミン
38
先日、歳時記の「夏」を読んだかと思えば、もう「秋」を読む季節になってしまいました。今年は8月7日が立秋なので、早速手に取りました。今まで夏の風物詩と思い込んでいた、西瓜、天の川、七夕、朝顔etc.みんな秋の季語だと知って驚きです。これから11月7日の立冬まで、秋を楽しもうと思います。それにしても、先日から降り続く大雨、「秋雨」と呼ぶには激し過ぎるような……☂☂☂2021/08/14
カーミン
32
2022年の11月7日は「立冬」。8月7日の「立秋」からアッという間に3ヶ月が経とうとしています。今年この歳時記を使うのもあと2週間ということで、気合いを入れて読了しました。去年よりも今年の方が季語を沢山憶えたし、多分来年はもっと憶えるはず。世間よりもちょっと早い晩秋だけど、冬が来るまでの間を楽しみたいと思います。2022/10/21
あや
20
秋の俳句が苦手で秋の季語の語彙を増やしたくて手に取る。好きな秋の季語。星月夜。銀河。秋夕焼。朝顔。露草。糸瓜忌。梨。枝豆。秋茄子。先日堀田季何さんの『俳句ミーツ短歌』を読んで俳句も頑張りたいなあと思った次第。頑張ります。2024/08/16
奥山 有為
9
もう10年以上の前の大学受験の時、季語の問題が出題されて全然分からなかったのです。夏の季語だと思っていたものは全部秋の季語だったのか…2020/06/24
v&b
3
逐次随時活用できるか2018/09/05