角川文庫 角川ソフィア文庫 E201-1<br> 孫子の兵法

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角川文庫 角川ソフィア文庫 E201-1
孫子の兵法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044002541
  • NDC分類 399.2
  • Cコード C0198

出版社内容情報

”彼を知り己を知れば、百戦して危うからず”現代に生きる孫子の兵法を学ぶ

史上最高の兵法書といわれる『孫子』。二千年以上の時を超え読み継がれる兵法は、どのように生まれ、伝承されてきたのか。現代社会を生き抜くため、ビジネスに応用するために必要な、兵法戦略の要点と特色を明らかにする。時代ごとに変遷する中国兵法の系譜を追った本書は、『三国志』をはじめとする、中国の歴史書を読むために必携の書。兵法用語や兵書名を簡潔にまとめた「中国兵法小事典」付き。

第一部 中国兵法二十講
第一講 作戦の立案とは?
第二講 戦いの義とは?
第三講 国政と軍事の関係は?
第四講 将軍の資質とは?
第五講 スパイの活用は?
第六講 優秀な兵士を選ぶには?
第七講 威厳と寛容、その使い分けは?
第八講 兵士を鼓舞するには?
第九講 戦争のスピードとは?
第十講 組織と個人の関係は?
第十一講 国境を越える時の心がけは?
第十二講 敵兵力を分断するには?
第十三講 犠牲と利益の関係は?
第十四講 注意すべき地形や方位は?
第十五講 攻撃と守備、どちらが大切か?
第十六講 巧みな変化のモデルとは?
第十七講 敵に罠を仕掛けるには?
第十八講 劣勢を挽回するには?
第十九講 それでも勝てない時は?
第二十講 日本兵法の特色は?
 コラム 『孫子』以前の兵法か─『曹沫之陳』─

第二部 中国兵法の展開
(1)兵書はどう分類されたか
(2)呪術的兵法の系譜
(3)兵法の統合
  コラム 兵書のたどった運命─『武備志』─

第三部 中国の軍神
(1)戦争神の登場─黄帝と蚩尤の戦い─
(2)蚩尤像の変容
(3)荒ぶる神から忠義の武神へ
附録 中国兵法小事典
参考文献 

内容説明

人材登用、戦略の立て方、ライバルとの駆け引きなど、現代社会にも応用できる兵法戦略の要諦と特色とを、史上最高の兵法書『孫子』から明らかにする。二千年以上の時を超えて読み継がれてきたこの名著は、どのように生まれ、いかに伝承されてきたのか。時代ごとに変容する中国兵法の系譜を追うことで、『三国志』をはじめとする歴史書の読解も深まる。兵法用語や兵法書を簡潔にまとめた、貴重な「中国兵法小事典」付き。

目次

第1部 孫子兵法二十講(作戦の立案とは?;戦いの義とは?;行政と軍事の関係は? ほか)
第2部 中国兵法の展開(兵書はどう分類されたか;呪術的兵法の系譜;兵法の統合)
第3部 中国の軍神(戦争神の登場―黄帝と蚩尤の戦い;蚩尤像の変容;荒ぶる神から忠義の武神へ)
附録 中国兵法小事典

著者等紹介

湯浅邦弘[ユアサクニヒロ]
1957年、島根県生まれ。大阪大学大学院教授。専攻は中国古代思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

氷柱

4
628作目。10月8日から。古代中国の戦法や戦略について説かれた一作。情報を収集し、相手の虚をつくことが何よりも肝心といった内容となっている。時には肉を切らせて骨を切るくらいの思い切りも肝心であるとのことである。他にも、人を従える時には必ず利益を齎してやらなければならないという現代にも組織の上下関係にも通ずるものが述べられている。部下を窮地に追い詰めることで真価を発揮してくれるという内容があり、随分かわいそうなことをするという同情が芽生えた一方で、確かにそういった節もあると認めざるを得ない部分もあった。2020/10/10

くまくま

1
試し読みキャンペーンで読破。前半では孫子の内容に触れる。よく読まれる古代中国の思想書と比べ、実学的な書であることがわかる。2018/12/02

ゴリオ

0
ゴメンなさい。この本は僕には合わず。もう字面を追っただけ。購入本なので貧乏性というか貧乏な僕は頑張ったけど時間がもったいないだけ。孫子の兵法といいながら、他の中国の兵法とごっちゃ混ぜに記述され(孫子の兵法を際立たされための対比なら分かりますが、そうじゃないっ!)なんだかまとまりがないよー。中国兵法の推移みたいなタイトルなら良いと思いますが、これは看板に偽りあり!角川だし吟味しなかった僕が悪いんだけど、なけなしの小遣い、他の本買えばよかったよー。子ども孫子の兵法(斎藤孝著)くらいが僕のレベルだと思います!2017/07/10

暇さえあれば

0
兵法について、資料から考察した本だと思う。というのも、あんまり理解できなかった。2021/03/03

325

0
孫子の兵法の特徴は「負けない戦い」である。その為、敵、味方の能力を十分に把握し、最小限の時間、犠牲での任務達成を追求した。その為、間者(スパイ)を重視し、戦う前により多くの情報を得る事に重きを置いた。情報戦。これはまさに現代の様相と全く同じである。情報を元に、合理的に勝算を見積もる能力はリーダーとして非常に重要な能力である。さらに、孫子は組織としてあるべき姿を「水」に例えて状況に応じて柔軟に変化する組織こそ戦いに勝つ組織であるとした。2018/05/06

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