出版社内容情報
俳句でつながる人の縁は、極小の詩型に似ず、おおらかで奥深い――医師、学者、作家、歌舞伎役者、落語家、CMディレクター、詩人……第一線で活躍する達人十五人と、自身の仕事について、人生について、俳句の魅力について、縦横無人に語りつくす。快活洒脱の対談集!
岸本葉子(エッセイスト)
奥本大三郎(仏文学者・昆虫研究家)
山本道子(料理研究家)
永田和宏(細胞生物学者・歌人)
間村俊一(装幀家)
太田和彦(デザイナー・居酒屋探訪家)
板東三津五郎(歌舞伎役者)
細谷亮太(小児科医)
小森邦衛(漆芸家・人間国宝)
増田明美(スポーツジャーナリスト)
ロバート キャンベル(日本文学研究家)
川上弘美(作家)
中島信也(CMディレクター)
古今亭志ん輔(落語家)
高橋睦郎(詩人)
計15名
西村 和子[ニシムラ カズコ]
昭和23(1948)年、横浜生まれ。昭和41年、「慶大俳句」に入会し、清崎敏郎に師事。平成8(1996)年、行方克巳と俳誌「知音」を創刊し、代表となる。句集に『夏帽子』(俳人協会新人賞)『窓』『かりそめならず』『心音』(俳人協会賞)『鎮魂』『椅子ひとつ』、著書に『虚子の京都』(俳人協会評論賞)『添削で俳句入門』『季語で読む源氏物語』『俳句のすすめ』『子どもを詠む』『季語で読む枕草子』『気がつけば俳句』『季語で読む徒然草』、共著に『名句鑑賞読本』(茜の巻、藍の巻)『秀句散策』などがある。
内容説明
俳句でつながる人の縁は、極小の詩型に似ずおおらかで奥深い。医師、学者、作家、歌舞伎役者、落語家、詩人など第一線で活躍する達人15人と、自身の仕事について、人生について、俳句の魅力について、縦横無尽に語り尽くす、快活洒脱の対談集。
目次
俳句は「おひとりさま」に向いている(岸本葉子(エッセイスト))
凍蝶は死なない、鳴く亀もいる(奥本大三郎(仏文学者・昆虫研究家))
俳句も料理も自然のサイクル(山本道子(料理研究家))
私って何だろう(永田和宏(細胞生物学者・歌人))
旧字旧仮名・活版ワールド(間村俊一(装幀家))
居酒屋と俳句の共通点(太田和彦(デザイナー・居酒屋探訪家))
パンツを脱ぐくらい恥ずかしい(十代目坂東三津五郎(歌舞伎役者))
悲しい時に詩をつくる(細谷亮太(小児科医))
「背中が丸くなってるよ」(小森邦衞(漆芸家・人間国宝))
ジョグ俳句(増田明美(スポーツジャーナリスト))
この句は誰の視点か(ロバート・キャンベル(日本文学研究家))
CMの十五秒は俳句の五七五(中島信也(CMディレクター))
グーッ、ポンッ(古今亭志ん輔(落語家))
運命を愛さなければしようがない(高橋睦郎(詩人))
著者等紹介
西村和子[ニシムラカズコ]
昭和23(1948)年、横浜生まれ。昭和41年、「慶大俳句」に入会し、清崎敏郎に師事。平成8(1996)年、行方克巳と俳誌「知音」を創刊し、代表となる。句集『夏帽子』で俳人協会新人賞、『心音』などで俳人協会賞、著書『虚子の京都』で俳人協会評論賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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