出版社内容情報
当代一流の国際人であり教養人だった新渡戸稲造が、未来の日本を担う青年達に向けて記した実践的人生論。
自らの経験と深い思想にもとづき、人として生きるうえでの礼節や心構えはもとより、「不向きな職業を選びて失敗した実例」「打ち明けて頼めば反対者も同意する」「名誉を毀損されたときの覚悟」「新刊書はいかにして読むか」など、日常のなかでの必要な事例をふまえた啓蒙的内容に富んでいる。
百年読み継がれてなお、現代日本人に多くの示唆をあたえる不朽の名著、待望の新訳決定版! 解説/斎藤兆史
序
総 説
第一章 青年の特徴
第二章 青年の立志
第三章 職業の選択
第四章 決心の継続
第五章 勇気の修養
第六章 克己の工夫
第七章 名誉に対する心がけ
第八章 貯 蓄
第九章 余が実践せる読書法
第十章 逆境にある時の心得
第十一章 順境にある時の心得
第十二章 世渡りの標準
第十三章 道
第十四章 黙 思
第十五章 暑中の修養
第十六章 暑中休暇後の修養
第十七章 迎年の準備
内容説明
当代一流の国際人であり教養人だった新渡戸が記した、実践的人生論。人としての礼節や心構えはもとより、「不向きな職業を選びて失敗した実例」「打ち明けて頼めば反対者も同情する」「名誉を毀損された時の覚悟」「新刊書はいかにして読むか」など、日常的な事例をふまえた、啓蒙的内容に富んでいる。百年読み継がれてなお、現代日本人に多くの示唆をあたえる、不朽の教養本。現代表記で読みやすい文庫決定版。
目次
総説
青年の特性
青年の立志
職業の選択
決心の継続
勇気の修養
克己の工夫
名誉に対する心がけ
貯蓄
余が実験せる読書法
逆境にある時の心得
順境にある時の心得
世渡りの標準
道
黙思
暑中の修養
暑中休暇後の修養
迎年の準備
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862年(文久2年)、盛岡生まれ。キリスト教徒であり教育者・農学者。札幌農学校(現在の北海道大学)卒業後、米独へ留学。帰国後、札幌農学校教授、第一高等学校校長、東京帝国大学教授などを歴任。社会一般へ修養の必要を説くとともに、キリスト教の立場から国民道徳の啓蒙に取り組んだ。また1920‐26年には国際連盟事務局次長に就任し、国際平和にも貢献。33年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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