出版社内容情報
国文学×芸能研究×フィールドワークの結晶がここに。代表的論文を収録。「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ――。
折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。
折口民俗学の中核をなす二篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。
国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。
解説・池田弥三郎/安藤礼二
〈目次〉
盆踊りの話
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)
翁の発生
ほうとする話――祭りの発生 その一
村々の祭り――祭りの発生 その二
山のことぶれ
花の話
解説・折口信夫研究 池田弥三郎
新版解説・霊魂論と祝祭論 安藤礼二
〈目次〉
盆踊りの話
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)
翁の発生
ほうとする話――祭りの発生 その一
村々の祭り――祭りの発生 その二
山のことぶれ
花の話
解説・折口信夫研究 池田弥三郎
新版解説・霊魂論と祝祭論 安藤礼二
折口 信夫[オリクチ シノブ]
1887年?1953年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大学に進み、国学者三矢重松から恩顧を受ける。國學院大学教授を経て、慶応義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく学問研究を続けた。代表作に『古代研究』『口訳万葉集』『死者の書』、歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』(角川ソフィア文庫『釈迢空全歌集』に収録)等がある。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞。
内容説明
「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ―。折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。折口民俗学の中核をなす2篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。
目次
盆踊りの話
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)―魂と姿との関係
翁の発生
ほうとする話―祭りの発生その一
村々の祭り―祭りの発生その二
山のことぶれ
花の話
著者等紹介
折口信夫[オリクチシノブ]
1887(明治20)年~1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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