決定版 江戸散歩

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決定版 江戸散歩

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044001827
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0021

出版社内容情報

歴史学の第一人者の解説と写真で、東京がもっとおもしろくなる!国会議事堂は、もと誰の家? ??井伊直弼の上屋敷の一部だった。本書は、東京に残る江戸の面影を、切絵図と切絵図に重ねた現代地図、アクセス情報、豊富な写真とともに詳しく紹介。
江戸城本丸(皇居東御苑)、鬼平が設立した人足寄場(石川島公園・高級マンション)、徳川将軍家の庭(浜離宮恩賜庭園)、南町奉行所(有楽町駅前広場)、江戸の観光地(愛宕神社)、江戸幕府の最高学府・昌平坂学問所(湯島聖堂)、江戸のアウトレット(日本橋富沢町)など、著者自身が実際に歩き、江戸の息吹が感じられるおすすめの個所を厳選。
ベストセラー『東京今昔江戸散歩』(中経の文庫)に、新たに小石川谷中本郷絵図、麹町永田町外桜田絵図の2つの切絵図と、根津神社などの4項目を加え、単行本サイズに大きく見やすくなった待望の増補版! オールカラー!

はじめに ?江戸の面影を今に残す東京


【千代田区・中央区】

[大名小路神田橋内 内桜田之図]
江戸城本丸・二の丸 ?江戸城本丸跡
江戸の町奉行所 ?南町奉行所の石組みを復元した有楽町駅前広場

[?町永田町 外桜田絵図]
桜田門外の変の舞台 ?桜田門

[日本橋北内神田両国浜町明細絵図]
三井越後屋発祥の地 ?日本橋三越本店
水天宮と日本橋富沢町・人形町・蠣殻町 ?「情けありまの水天宮」と慕われた庶民の神社・水天宮
小伝馬町牢屋敷跡と小塚原刑場跡 ?十思公園

[八丁堀霊岸嶋 日本橋南之絵図]
町奉行所の与力・同心が暮らした町 ?八丁堀の桜川公園

[京橋南築地鉄炮洲絵図]
銀座発祥の地と木挽町 ?銀座発祥の地の石碑
石川島人足寄場と佃島 ?住吉神社


【港区】

[芝口南西久保 愛宕下之図]
将軍の庭 ?浜離宮恩賜庭園
紀州藩の別邸・浜屋敷 ?旧芝離宮恩賜庭園
将軍家の菩提寺 ?三縁山増上寺
愛宕下大名屋敷と江戸の土産物屋街・日蔭町 ?愛宕神社

[東都麻布之絵図]
長府毛利家屋敷にあった庭園 ?六本木ヒルズの毛利庭園

[今井谷六本木 赤坂絵図]
長州藩屋敷跡 ?東京ミッドタウン
長州藩下屋敷の庭園 ?檜町公園
【文京区】
[東都小石川絵図]
水戸家上屋敷の名庭園 ?小石川後楽園
徳川家康生母と家光の正室らが眠る ?無量山伝通院
小石川養生所 ?小石川植物園

[小石川谷中 本郷絵図]
加賀藩上屋敷の赤門 ?東京大学赤門
江戸幕府の最高学府 ?湯島聖堂
甲府宰相綱豊の屋敷 ?根津神社本殿

[染井王子 巣鴨辺絵図]
柳沢吉保自慢の庭園 ?六義園

【台東区・墨田区・江東区】
[東都下谷絵図]
東の比叡山として建立された寛永寺 ?東叡山寛永寺根本中堂

[今戸箕輪 浅草絵図]
古くから江戸庶民の信仰を集めた寺 ?金龍山浅草寺
遊廓・吉原と浄閑寺 ?吉原の見返り柳

[本所絵図]
[本所深川絵図]
江戸の町民の生活と命を支えた橋 ?回向院
安政大地震と本所・深川地域 ?富岡八幡宮


【新宿区・渋谷区・目黒区・中野区】
[千駄ヶ谷鮫ヶ橋 四ツ谷絵図]
浅草商人が開いた新宿 ?新宿御苑大木戸門
徳川公爵邸跡と大名たちの敷地跡 ?東京体育館
徳川綱吉の犬小屋と桃園 ?中野区役所の犬の像

おわりに ?高幡不動尊

山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『大江戸御家相続』(朝日新書)など多数。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の全巻監修を担当。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビ出演も多数。

内容説明

オールカラー!切絵図+現代地図でわかりやすい!歴史学の第一人者の解説と写真で東京がもっとおもしろくなる!

目次

千代田区・中央区(大名小路神田橋内 内桜田之図;麹町永田町 外桜田絵図;日本橋北内神田両国浜町明細絵図)
港区(芝口南西久保 愛宕下之図;東都麻布之絵図;今井谷六本木赤坂絵図)
文京区(東都小石川絵図;小石川谷中 本郷絵図;染井王子巣鴨辺絵図)
台東区・墨田区・江東区(東都下谷絵図;今戸箕輪 浅草絵図;本所絵図;本所深川絵図)
新宿区・渋谷区・目黒区・中野区(千駄ヶ谷鮫ヶ橋 四ッ谷絵図)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。1992年、『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポチ

60
江戸時代の切絵図と現代の地図を重ね合わせていてなかなか面白い。写真と共に数多く紹介されている江戸時代の痕跡を、タイトル通り“散歩”しながら辿りたくなりました。東京には知らなかった歴史の足跡がたくさんあるのですね。2017/12/13

bvbo

6
現代地図と江戸時代地図を重ねて見られるのが面白い。街歩きの参考に。2018/12/31

チョビ

5
意外と【読メ遊郭部】自主トレ本になった。レベルはロマン枠にします٩(๑>؂<๑)!現代と江戸の地図を重ねて説明をしているが、その構成がナンですね。ただし、説明文は江戸時代に限らず、持ち主が変わることによって、土地も流転するんだなということを改めて思う。また某企業のお宝強奪に対して静かな怒りが感じられたり、地震による遊女と主人の運命など、一般の専門書には入れられないけど入れたい!という豆知識がゴロゴロあります。ロマン枠と言われ続けながらも日本の4番になった筒香選手のような本になって欲しいな♪2017/01/18

mittaka

4
東京に隠された江戸時代の跡に好奇心が刺激されるとともに、歴史ある日本で生きていることを幸せに思った。著者の山本博文氏が時代劇「雲霧仁左衛門」の時代考証を手掛けたと知り、親しみを感じた。 ・後楽園「天下の楽しみに後れて楽しむ」から命名 ・彰考館「水戸黄門漫遊記」助さん(佐々木助三郎)、格さん(渥美格之進)じつは歴史家 ・根津神社門前に岡場所、飯盛女 ・中野の犬小屋、敷地二十九万坪、約十万匹の犬 等、そうだったのと知識を深めることができた。紹介された写真をたよりに史跡を訪れ、江戸時代に思いをはせる旅をしたい。2019/06/29

小松 辰雄

2
星5つ。以前、文庫本で読んだものの決定版との事。内容はほぼ同じだが地図は大きい方が見易い。これを持って街散歩がしたくなる。2018/03/24

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