角川文庫<br> 戦国を生きた姫君たち

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角川文庫
戦国を生きた姫君たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001704
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

大河ドラマ主人公・井伊直虎ほか、女たちの実像に歴史小説家が迫る!生涯を男として生き、養子直政を徳川四天王の一人へ育て上げた女城主「井伊直虎」、直江兼続が唯一愛し、主君から女執政として遇された越後美人「お船の方」、恋に生き恋に死んだ瀬戸内のジャンヌ・ダルク「鶴姫」――大河ドラマ原作『天地人』をはじめ、義を貫き大きな敵に敢然と立ち向かった武将たちを描き続けた歴史小説家が、運命に翻弄されながらも、乱世を力強く生きた25人に迫る。単行本未収録の傑作評伝、初の書籍化!

一、女城主たちの戦い
井伊直虎  井伊直政の養母
妙林尼  吉岡鎮興の妻
おつやの方  織田信長の叔母
大乗院  二階堂盛義の継室
立花ぎん千代  立花宗茂の正室

二、危機を救う妻たち
お船の方  直江兼続の正室
小松姫  真田信之の正室
千 代  山内一豊の正室
ま つ  前田利家の正室
ね ね  豊臣秀吉の正室

三、愛と謎と美貌
小少将  長宗我部元親の側室
義 姫  伊達政宗の生母
諏訪御料人  武田信玄の側室
松 姫  武田信玄の六女
濃 姫  織田信長の正室

四、才女と呼ばれた女たち
お初 常高院  浅井三姉妹の次女
阿茶局  徳川家康の側室
喜 多  伊達政宗の教育係
小野お通  真田家ゆかりの才女
寿桂尼  今川義元の生母

五、想いと誇りに殉じる
鶴 姫  瀬戸内のジャンヌダルク
淀 殿  豊臣秀吉の側室
細川ガラシャ  細川忠興の正室
お市の方  織田信長の妹
大福御前  北条氏邦の正室

関連年表

一、女城主たちの戦い
井伊直虎  井伊直政の養母
妙林尼  吉岡鎮興の妻
おつやの方  織田信長の叔母
大乗院  二階堂盛義の継室
立花ぎん千代  立花宗茂の正室

二、危機を救う妻たち
お船の方  直江兼続の正室
小松姫  真田信之の正室
千 代  山内一豊の正室
ま つ  前田利家の正室
ね ね  豊臣秀吉の正室

三、愛と謎と美貌
小少将  長宗我部元親の側室
義 姫  伊達政宗の生母
諏訪御料人  武田信玄の側室
松 姫  武田信玄の六女
濃 姫  織田信長の正室

四、才女と呼ばれた女たち
お初 常高院  浅井三姉妹の次女
阿茶局  徳川家康の側室
喜 多  伊達政宗の教育係
小野お通  真田家ゆかりの才女
寿桂尼  今川義元の生母

五、想いと誇りに殉じる
鶴 姫  瀬戸内のジャンヌダルク
淀 殿  豊臣秀吉の側室
細川ガラシャ  細川忠興の正室
お市の方  織田信長の妹
大福御前  北条氏邦の正室

関連年表

火坂 雅志[ヒサカ マサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、同作で第13回中山義秀文学賞を受賞。著書は他に『全宗』『覇商の門』『黒衣の宰相』『虎の城』『沢彦』『臥竜の天』『軍師の門』『墨染の鎧』『真田三代』『常在戦場 家康家臣列伝』『天下 家康伝』『左近』など多数。編著に『実伝 直江兼続』『実伝 黒田官兵衛』『実伝 真田幸村』『実伝 石田三成』がある。2015年、逝去。

内容説明

生涯を男として生き、養子直政を徳川四天王の一人へ育て上げた女城主「井伊直虎」、直江兼続が唯一愛し、主君から女執政として遇された越後美人「お船の方」、恋に生き恋に死んだ瀬戸内のジャンヌ・ダルク「鶴姫」―大河ドラマ原作『天地人』をはじめ、義を貫き大きな敵に敢然と立ち向かった武将たちを描き続けた歴史小説家が、運命に翻弄されながらも、乱世を力強く生きた25人に迫る。単行本未収録の傑作評伝、初の書籍化!

目次

1 女城主たちの戦い(井伊直虎―井伊直政の義母;妙林尼―吉岡鎮興の妻 ほか)
2 危機を救う妻たち(お船の方―直江兼続の正室;小松姫―真田信之の正室 ほか)
3 愛と謎と美貌(小少将―長宗我部元親の側室;義姫―伊達政宗の生母 ほか)
4 才女と呼ばれた女たち(お初(常高院)―浅井三姉妹の次女
阿茶局―徳川家康の側室 ほか)
5 想いと誇りに殉じる(鶴姫―瀬戸内のジャンヌ・ダルク;淀殿―豊臣秀吉の側室 ほか)

著者等紹介

火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て1988年『花月秘拳行』で作家デビュー。直江兼続の生涯を描いた『天地人』が2009年のNHK大河ドラマの原作となり、同作で第13回中山義秀文学賞を受賞。2015年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

S.Mori

32
私のような歴史好きにはたまらない本でした。戦国時代に凛とした生き方を貫いた女性達のことが紹介されています。淀殿や細川ガラシャなど知っている人も出てきますが、鶴姫のように知らない人の方が多かったです。瀬戸内のジャンヌダルクと言われた鶴姫の生き方は悲しいですが、心に残ります。自分の恋人が死んだ後も戦い抜き故郷を守ります。しかし戦いが終わった後は気落ちして、自殺してしまいました。悲しい最期ですが、戦国時代の他の女性たちのように政略結婚の犠牲にならずに自分の想いを貫けたのは、満足だったかもしれません。2020/10/15

キコ

15
一番最初は今話題の井伊直虎です。他は直江兼続の正室お船の方、真田信之の正室小松姫、山内一豊の正室千代、まつ、ねね、濃姫、阿茶局、淀殿、お市の方など。作者は「お市の方は信長の従姉妹」説を推したいのだろうか?作者の「きっと~だったに違いない」みたいな憶測も多いので、まぁそうだったかもね、と軽く読むのがよさそう。2017/01/20

びっぐすとん

14
108円本。女性は歴史の中で埋もれてしまいがち。その中でも知性で、美貌で、武勇で歴史に名前を残す女性もいる。実家が歴史に名を残す家柄でない為に現在では忘れ去られてしまったが、活躍した女性も実際はもっといたのかもしれない。女性の立場が弱い時代でも評価され、語り継がれる女性はいたのだ。当時も男性と同じ教養、機会があれば活躍することもあり、評価する人もいたのであれば、現在でも「女だてらに」なんて陰口きいてるおじさんたちは時代錯誤も甚だしい。女だっていつの時代も家や家族、恋人のことを最優先で考えているのだから。2018/09/29

真朝

9
深くは掘り下げている訳じゃなくて、その姫君達の人となりを少しずつ集め、火坂さんの推測も交えつつ色んな姫君を知る事が出来ました。有名な方から名前だけ知ってる方、全く知らない方までいて私は興味深く面白く読み終える事が出来ました。特に大福御前については興味が湧きました。2018/09/28

みやしん

5
比較的メジャーな姫君集。信長が武田(&上杉)に忖度していた事に触れたので本書は読む価値はあったかな。でも推論をベースにした構成が多いのは気になる。いつになったら細川忠利正室・千世を扱ってくれるのか?2021/02/21

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