角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 風土記〈下〉―現代語訳付き

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角川文庫 角川ソフィア文庫
風土記〈下〉―現代語訳付き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001209
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0191

出版社内容情報

報告書という性格から、編纂当時の生きた伝承・社会・風俗を知ることができる貴重な資料。下巻には、現存する5か国の中で、豊後国・肥前国と後世の諸文献から集められた各国の逸文をまとめて収録。

内容説明

『古事記』や『日本書紀』が編纂された頃、人々はどのような生活をし、いかなる風土に生き、それぞれの地方にはどんな伝説が伝えられていたのか。日本各地の子細を中央政府へと報告した『風土記』には、神話と融合しながら発展を遂げる、古代日本人たちの姿が生々しく映し出されている―。下巻には、現存する「豊後国」「肥前国」に加え、後世文献が引用した『風土記』の「逸文」を収める。便利な地名、人名、事項の索引付き。

目次

豊後国風土記(総記;日田郡;球珠郡 ほか)
肥前国風土記(総記;基肆郡;養父郡 ほか)
逸文(山城国;大和国;河内国 ほか)

著者等紹介

中村啓信[ナカムラヒロトシ]
1929年山梨県生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。上代文学専攻。文学博士。國學院大學名誉教授。もと、古事記学会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

23
下巻を読み通すのに、一か月以上を要した。地名説話が多い。大和政権が日本各地に勢力を広げていく過程が垣間見える。古くからの呼称があったのだろうが、そこに大和政権の言葉で命名したり、読みかえたり。それにしても、北陸…越中の風土記がないことに物足りなさの念。古代、継体天皇はヒスイの産出を前提にした越の勢力が推した、そんな大事な越路なのに。何が口惜しいって、逸文とはいえ、佐渡を含む越後や気比神宮などの越前、敦賀などの国々の断片はあるのに、越中だけがないってこと。2018/04/24

Hiroshi

5
風土記の下巻。豊後国・肥前国と逸文(作者自身が書いた原本及びその写し本が散逸していて、ごく一部の文章が後世の諸書に引用されて残った文章)からなる。逸文は山城・大和・河内・摂津・伊賀・伊勢・志摩・尾張・参河・遠江・駿河・伊豆・甲斐・相模・常陸・近江・美濃・飛騨・信濃・陸奥・若狭・越前・越後・佐渡・丹後・因幡・伯耆・石見・播磨・美作・備前・備中・備後・長門・紀伊・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐・筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩・壱岐・所属不明の50カ国だ。1~18カ所位の説明と量に幅がある。2020/12/16

圓(まどか)🐦

3
記紀にない地方の説話目当てで読書。逸文とはいえ地名由来説話がほとんどだけど、それでも昔読んだ羽衣伝説や浦島太郎の原型話、宇治の橋姫には懐かしい再会をした気分。読んでいて目立ったのは中央に制圧される地方の哀しさ、景行天皇・ヤマトタケルの熊襲征伐、神功皇后の三韓征伐に関する記載の多さ。当時の肥後地方の勢力の強さ、史実はさておき半島とのつながりの濃さが感じられた。神功皇后の実在は不明だけど古代に彼女のモデルとなった女傑の存在を感じられるし、記紀に続いて応神天皇が伝説と史実の境界みたいな印象をより強くしてます。2020/07/27

ragingriver

1
現在の日本文化のほとんどが江戸時代起源であるが、地名の多くは古代からほとんど変わっていない。由来も記されており、古代の文化の参考になる。2019/01/07

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