出版社内容情報
田辺 聖子[タナベ セイコ]
著・文・その他
内容説明
人を笑わせるのは、泣かせるよりもむずかしい―。日本橋から京を目指して百二十五里、江戸庶民の大ベストセラー東海道中膝栗毛の旅路を、滑稽文学を愛する作家・田辺聖子が踏破する。流暢な怒罵嘲弄、調子のよい無責任、憎めない低俗と阿呆らしさ。弥次・北、そして十返舎一九と歩く爆笑の道行きは、さながら浪花のしゃべり漫才。気さくで気取りのない笑いの陰に、日本人が失った「生々たる猥雑」の輝きを見つけ出す旅。
目次
東都逸民、熊手一九の心意気
お江戸日本橋七ッ立ち
箱根のお関所
富士を右手に
ふりわけみればちょうど中町
宮の渡し
お伊勢さん参り
都名所・浪花の賑わい
終章
著者等紹介
田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒業。64年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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