出版社内容情報
人口の8割を占めた「江戸の主人公」たちの実生活!
江戸時代、社会の基盤をなした村とはどんな世界であり、人々はそこでどのように暮らしていたのか。「割地」や「無年季的質地請戻し」など、土地や山野の所有をめぐる独特な慣行を重視しながら、小農・豪農・村・地域社会に焦点をあて、その歴史や役割を平易に解説。年貢と搾取に耐える弱者のイメージを覆し、自立した豊かで逞しい百姓たちの姿を紹介する。私たちの祖先や故郷へとつながる「本当の歴史」が見えてくる!
第一章 江戸時代の村戸現代社会
第二章 なぜ村に古文書が大量に残されたのか
第三章 村はどのように生まれたのか
第四章 土地は誰のものだったのか
第五章 山野は誰のものだったのか
第六章 年貢はどのように取られたのか
第七章 村落共同体とは何か
第八章 領主は村とどう関わったのか
第九章 村と村はどう結びあったのか
第一〇章 村人の世界はどこまで広がっていたのか
第一一章 村はどう変わっていったのか
おわりに 近代への展望
内容説明
江戸時代、社会の基盤をなした村とはどんな世界であり、人々はそこでどのように暮らしていたのか。「割地」や「無年季的質地請戻し」など、土地や山野の所有をめぐる独特な慣行を重視しながら、小農・豪農・村・地域社会に焦点をあて、その歴史や役割を平易に解説。年貢と搾取に耐える弱者のイメージを覆し、自立した豊かで逞しい百姓たちの姿を紹介する。私たちの祖先や故郷へとつながる「本当の歴史」が見えてくる!
目次
江戸時代の村と現代社会
なぜ村に古文書が大量に残されたのか
村はどのように生まれたのか
土地は誰のものだったのか
山野は誰のものだったのか
年貢はどのように取られたのか
村落共同体とは何か
領主は村とどう関わったのか
村と村はどう結び合ったのか
村人の世界はどこまで広がっていたのか
村はどう変っていったのか
著者等紹介
渡辺尚志[ワタナベタカシ]
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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