出版社内容情報
彼らはなぜ「皇族」になったのか? 皇族制度誕生から消滅前夜までを辿る!
江戸時代、4つしかなかった「宮家」は、明治以降増加の一途をたどる。当初「一代限り」の約束だった、500年以上さかのぼらなければ天皇とつながらない人々は、いかにして「宮家」を立てていったのか。名著文庫化!
内容説明
明治維新でなぜ皇族は急増したのか?戦後、11家が皇籍離脱した「宮家」は、江戸時代には4家しかなかった。500年以上も遡らなければ天皇とつながらない人々は、なぜ「皇族」になったのか。明治天皇の意図、伊藤博文の狙いとは。徳川方についた北白川宮、首相になった東久迩宮、南京事件でGHQに尋問された朝香宮など、知られざる皇族たちの素顔を浮き彫りにし、皇族制度の誕生から消滅前夜まで、日本近代史の裏側に迫る。
目次
1 皇族の作られ方(枢密院会議 伊藤博文の迷走;宮家新立 曲げられ続けた原則;皇室典範増補;降下準則騒ぎ)
2 皇族と軍隊(明治初期の皇族と軍と戦争;軍学校と皇族たち;海兵での高松宮宣仁親王;皇族達の昇進と人事;戦場と皇族たち)
3 二人の皇族と事件(ドイツ女性との婚約;華族になった二人の少年;稔彦王帰国拒否事件;皇族総理大臣)
著者等紹介
浅見雅男[アサミマサオ]
1947年、東京生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に入社し雑誌・書籍の編集に携わる傍ら、皇族、華族を軸とする日本の近・現代史の研究、執筆活動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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