出版社内容情報
混乱の世で人々を救い続けた……心にしみ入る法然の教えと波瀾万丈の生涯
「ナムアミダブツと念仏を声にだして称えれば誰でも救われる」――日本の仏教を庶民の宗教へと変えた革命者、法然の愛にあふれたあたたかい人柄と、苦悩に満ちた生涯。
内容説明
「南無阿弥陀仏と称えたら誰でも極楽往生できる」―鎌倉時代、法然上人は上流階級のものであった仏教を、念仏を称えるという簡単な方法で民衆の宗教に変え、多くの人々の悩み苦しみを聞き、的確な答えを授けました。そんな法然がいまの世に生きていたら、私たちの悩みにどう答えてくれるのでしょう…。この本は法然にかわり悩みに答える形で、法然のことばとそこに込められた思いを綴る1冊です。
目次
第1章 希望をなくしてしまったあなたに(つらくても生きなければならないのですか?;単純な毎日で目標が見つかりません。 ほか)
第2章 怒りや不満にとらわれているあなたに(どうしたら毎日イライラしなくなりますか?;カッとする怒りを抑えるにはどうしたらいいですか? ほか)
第3章 人間関係に悩むあなたに(人づきあいが苦手で引きこもってしまいます。;うわべだけのつき合いばかりで心を許せる人がいません。 ほか)
第4章 救いを求めているあなたに(死ぬために生きるのは空しいことではないですか?;神や仏は本当にいるのですか? ほか)
著者等紹介
町田宗鳳[マチダソウホウ]
1950年京都生まれ。比較宗教学者。広島大学大学院総合科学研究科教授。14歳で出家。20年間臨済宗大徳寺で修行。34歳で渡米。ハーバード大学神学部で神学修士号およびペンシルベニア大学東洋学部で博士号を得る。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学准教授、東京外国語大学教授を経て現職。座談会「風の集い」および「ありがとう断食セミナー」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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