内容説明
養父・新免無二之助一真が己れを殺そうとしていると知り、迎え撃つため九州に渡った武蔵。だがそれは、くノ一・佐助の罠だった。真田十勇士の仲間を殺され、自らも武蔵に敗れた佐助は、いかなる手段を用いても、武蔵を葬ろうと決意を固めていた。敵である家康とも内通した佐助は、家康から新たな刺客の名を知らされる。その男の名は、佐々木小次郎―。ついに厳流島での死闘が幕を開ける。人気書き下ろしシリーズ、第4弾。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。出版社に勤務し、歴史雑誌編集にたずさわる。96年『十二階の柩』(講談社)で作家デビュー。99年『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞。歴史ノンフィクション、人物評伝、児童書、時代小説など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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