角川文庫<br> 心に怒りの火をつけない―ブッダの言葉“法句経(ダンマパダ)”で知る慈悲の教え

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角川文庫
心に怒りの火をつけない―ブッダの言葉“法句経(ダンマパダ)”で知る慈悲の教え

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043944460
  • NDC分類 183.19
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ブッダの言葉から生きる意味を知る。

初期仏教とは、釈迦の時代から完全に近い形で残された経典に基づき、ニ千五百年間の長きにわたり一切の改変なく受け継がれてきた「釈迦の根本の教え」。人生につまづいたとき支えしたい、心に響く言葉の数々。

内容説明

いつも穏やかで幸せな心でいられるとっておきの方法、それが「慈悲の心を育てる」ことです。この世のすべてが自分とつながっていると理解できれば、怒りも欲も苦しみも心にわいてくることはありません。ブッダの言葉にいちばん近い経典と言われる“法句経”を、スマナサーラ長老が現代の私たちが理解しやすいような言葉になおして教えてくれます。心がほっとしてじんわり温かくなる、そんな優しい一冊です。

目次

怒るといちばん最初に自分が汚染される
怒りは自分を破壊し他人を破壊する
生きるということは他の生命を奪うこと
どんな極悪人でも立ち直る可能性がある
すべての争いはプライドがあるから起きる
勝つ人は一人もいない
怒ろうとするとおばあちゃんの顔が浮かぶ
欲と怒りで心身が消耗する
心を具体的にとらえるには
日常のなかで心を観る〔ほか〕

著者等紹介

アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ][Alubomulle Sumanasara]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年スリランカ生まれ。13歳で出家となる。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、80年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動で大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

22
誰でも覚えがあるだろう。怒りは快楽だ。瞬間的な怒りはきもちがいい。でもそれは酔いしれているうちに自分自身をも焼き尽くす。怒りを向ける相手は言うに及ばず自分のことさえも決して救うことはない。ネガティブな感情に支配されそうになったときに自分で意識してブレーキをかけることの大切さ。他者を慈しみ大切にし愛することだけが瞬間的な快楽ではない救いに通じる唯一の道だと自覚さえしていれば、燃え盛る感情に飲み込まれていくことはない。2020/04/08

彗星

8
「怒るのは汚物を投げつけるようなもの」「投げつけるためには汚物を手に取らなければならない」…気を付けよう。怒りに対する処方箋のような本です。イライラしてる時、冷静になりたい時に読むと落ち着きます♪2014/04/18

ダージリン

3
スマナサーラ長老の他の本も良かったので読んでみた。怒り、恨み、妬みなど、負の感情を斥けて、穏やかに澄んだ気持ちでありたいものだと思わされる。2017/03/03

雪野きずな

2
慈しみの心を養おう。『死後はどうなるの』を読んだあとなので余計に思った。2019/04/20

K K

2
怒りがいかに恐ろしいかわかります。すべて原因は自分。下手な自己啓発より、仏教実践がいい。2015/12/09

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