内容説明
芸大に通う奈央の元に高校の同窓会の案内が届いた。久しぶりの地元で、奈央はテニス同好会のメンバー雅也と再会し胸をときめかせる。しかしその夜発生した同好会リーダーの死亡事件が、予想もできない恐怖へとメンバーを引きずり込む。その日以来、同窓会出席者が次々と不審な死を遂げていく。この謎の葬列の連鎖を食い止めることはできるのか?!そして、最後に残ったのは?疾走する最恐ジェットコースター青春ホラー。
著者等紹介
藤ダリオ[フジダリオ]
1962年北海道生まれ。映画、テレビアニメ制作を経て『出口なし』(角川ホラー文庫)で鮮烈な作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
26
高校の同窓会に出席した人達が次々と死んでいくホラー。シンプルなストーリー、テンポの良い展開、お決まりのお色気シーン、テンプレなキャラクターなどB級ホラー映画の定石が揃っている。「あ~、はいはい」と阿呆らしく思いながらも、こういうのが大好きでたまらない。気軽に気楽にサクッと読めて、人には薦めないが私は楽しめた。DVDの呪いと前の死者からの指名という二段構えのくどさは良い塩梅で、遊女が殺された心霊スポットという安っぽさも良い。キーパーソンっぽい人が全くキーで無かったのが一番の驚き。低予算で映画化してほしい。2018/06/18
やな
22
読みづらい。文章へたくそ。話したり思ったりする人の視点が数行ごとにコロコロ変わるため、今は誰視点で語られているのか分からなくなり脳がグラグラする。数人死んで、登場人物が減った後半からスムーズに読めるようになったが、本で酔ったのは初めて。2025/08/27
金吾
19
著書の本を初めて読みましたが、読みやすく一気に最後までいきました。話は何故というのがよくわからないままであり、かつ淡々としすぎていて怖さを感じなかったので薄っぺらいと思いました。しかし著書の本はもう一冊買っていますのでそれは読みます。2021/02/07
あつぼう
13
このタイトルに惹かれて読んだけど、ごくありきたりなホラー小説でした。設定なども今まで読んだ事のある感じがして目新しさがなかったです。仲間が次々と死んでいく理由は主人公達が若気の至りで心霊スポットを訪れた事が原因なのか何者かの呪いが原因なのか謎解き要素もあるけど、この理由がしょぼすぎる・・・。もう少し作者なりのスパイスがあれば良かったかな。シンプルな展開だけに読みやすいんですが、読み終わった後に残るものがなかったです。なんかもっと怖いと思えるホラー小説が読みたい今日この頃です。2011/06/04
ほんトモ📚読書雑談漫画描いてます
12
B級ホラーっぽい感じ。キャラがお約束通りに行動する。ちょっと期待外れかな。2025/08/14