内容説明
プロレスラー・アントニオ猪木が、ひとりの人間として深く自己と向かい合い、詩というかたちで魂を告白した。数行の言葉に託されたピュアでナイーブな感性は、夜空にまたたく星座のようにはかなくも美しく輝く。今も変わらぬ祖父への思い、師匠・力道山の記憶、世紀の凡戦と酷評されたアリとの戦い…過去から未来へと続く心の旅。「泣いてみた」「海の守り神」「眠れぬ夜」「英雄」「心の扉」など38編に加え、新作7編を収録。
目次
泣いてみた
馬鹿になれ
サンタモニカの朝に
俺のガキ
歩け!
蜃気楼
カストロの葉巻
パラオの海は竜宮城
太古の旅人
遊牧民の歌声が聞こえる〔ほか〕
著者等紹介
アントニオ猪木[アントニオイノキ]
本名・猪木寛至。1943年2月20日、横浜市鶴見区に生まれる。14歳のとき、家族とともにブラジルに移住。60年、力道山にスカウトされて帰国、日本プロレスに入団。66年東京プロレスを旗揚げ。67年日本日本プロレスに復帰した後、72年に再び独立し、新日本プロレスを興す。柔道王ウイリエム・ルスカ、プロボクシング世界ヘビー級王者モハメド・アリらと『格闘技世界一決定戦』を行い、世界にその名を轟かせる。リングの外では、89年スポーツ平和党を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごーちゃん
8
猪木を感じられる詩集。猪木を卒業するのではなく、語り継いでいく。アントニオ猪木よ永遠なれ。2024/05/08
やっちゃん
7
詩もいいけどその間にある何気ない写真が泣ける。古き良き昭和のスター、アントニオ猪木。ありがとう!2022/10/06
おさと
6
「小さいことなんてどうでもよくなるから」と勧められた本。そこまでは至らなかったけれど、世界は広いなぁとなんだか気持ちが大きくなった気がする。飾らない素直な言葉に心を打たれる。2014/02/26
トラバーユ
5
意外とと言ったら失礼ですが、すごく良かったです。アントニオ猪木のことは有名なプロレスラーという認識しかありませんでしたが、色々辛い経験をしてそれでも前向きにひた走る魅力的な人であることに気づきました。こういう風な人間になりたい!2017/10/04
久保利人 Toshihito_Kubo
4
素直に良い詩が多いかな〜2013/07/30
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