• ポイントキャンペーン

角川文庫
真山仁が語る横溝正史―私のこだわり人物伝

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043943692
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

『犬神家の一族』『八つ墓村』『獄門島』などの作品で、70年代に一大ブームを巻き起こした横溝正史。しかし真山仁は、「日本が深刻なアイデンティティ・クライシスの時代を迎えようとしている今こそ、横溝作品が必要とされている」と説く。現代社会の深層に斬り込む気鋭の小説家が語る、横溝作品の真髄とは―。横溝の短編小説「猫館」「蝙蝠と蛞蝓」「百日紅の下にて」を収録。「私のこだわり人物伝」シリーズ第5弾。

目次

第1章 今こそ『獄門島』を読め!(完璧に揃った“面白い小説”の要素;孤島という異空間 ほか)
第2章 逆境に燃えた小説家魂(夭逝した兄への思慕で小説に傾倒;流転した作風 ほか)
第3章 名探偵金田一耕助(探偵よりも事件が主役;主役・金田一の意味 ほか)
第4章 時代を超越した小説―対論/角川春樹(遺族に会うつもりが本人が出てきた;新たな全盛期をつくる ほか)

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者、フリーライターを経て小説家に。2004年、熾烈な企業買収の舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同作は人気シリーズとなる。現代社会が直面する問題をテーマとし、そこに生きる人間たちのドラマを精力的に描き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。