角川文庫<br> 検疫官―ウイルスを水際で食い止める女医の物語

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角川文庫
検疫官―ウイルスを水際で食い止める女医の物語

  • 小林 照幸【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043943234
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

新型インフルエンザ対策の第一人者、岩崎惠美子。その最前線の攻防を描いた本格医学ノンフィクション!日本人で初めてエボラ出血熱を間近で治療した惠美子。50歳を過ぎて熱帯医学を志し、安穏な医師生活を捨て去ってウガンダやインド、タイ、パラグアイなどで現場治療にあたる。日本検疫史上初の女性検疫所長とまでなった彼女の、生物・化学テロ、感染症、ウイルスの脅威から日本を守ってきた活躍を大宅賞作家が描く。

目次

序章 新型インフルエンザ発生―注目された「仙台方式」
第1章 生物・化学テロ対策―ワールドカップ宮城会場の舞台裏
第2章 熱帯医学を極めた日々―崩れゆく顔
第3章 史上初の女性検疫所長の誕生―感染症を水際で防ぐ
第4章 アフリカ大陸―エボラ出血熱の現場へ
第5章 危機管理体制の構築―数々の脅威との戦い
第6章 SARS、新型インフルエンザの最前線に―「仙台方式」への模索
終章 新型インフルエンザ、日本上陸―「仙台方式」の確立

著者等紹介

小林照幸[コバヤシテルユキ]
1968(昭和43)年、長野市生まれ。ノンフィクション作家。明治薬科大学在学中の1992(平成4)年、『毒蛇』(TBSブリタニカ・文春文庫)で第1回開高健賞奨励賞を受賞。1999(平成11)年、『朱鷺の遺言』(中央公論社・中公文庫)で、第30回大宅壮一ノンフィクション賞を、当時同賞史上最年少で受賞。信州大学経済学部卒。明治薬科大学非常勤講師(生薬学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sasha

9
女性初の検疫所長となった岩崎恵美子氏の活動を追ったノンフィクション。実際に症状を知らなければ的確か診断が出来ないからと、感染症が蔓延している地域に足を運び「日本でこれが起きたら感染を最小限に留めるにはどうしたらいいか」を模索する。向上心・研究心を失わずにいるパワフルな人である。尚、彼女が進むべき道を選択する際に多大な影響を与えたポーランド系アメリカ人医師の「その後」が気になる。2019/05/01

てくてく

6
50歳を超えて耳鼻科から感染症対策に転身した岩崎恵美子氏の伝記。人が感染症を拡大する、短期旅行であればこそ潜伏期に帰国して発症してしまうこと、除染作業の実際など、時期的にも興味深い内容だった。ただ、どうも書き手の文章があわないみたいで、いつも以上に読了までに時間がかかった。2020/04/03

takao

3
ふむ2024/03/05

うたまる

2
感染症の専門家、岩崎恵美子と検疫についてのノンフィクション。アウトブレイクすれば甚大な被害が生じる感染症リスクが、人間の行動範囲が拡大した20世紀以降急速に高まっているという。それを未然に防ぐのが検疫所の仕事なんだけど、脱力なのは行政や医師が頑張っているのを「何から何まで準備して(中略)神経質すぎる」「何も起こらなかったじゃないか」と批判するバカがいるってこと。安保法や共謀罪と同じで、被害が出てからでは遅いのにね。実際、オウム事件以降世界の信用を失した日本は、研究試料も調達できないオコチャマ扱いだとさ。2017/07/15

jdrtn640

2
情熱大陸とかプロフェッショナル仕事の流儀っぽい感じ。自分の誕生日(7/14)が検疫記念日だったとは初耳でした。2011/02/11

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