内容説明
同じお金を払っているのに、より楽しく食事ができて、よりお店の人に大事にしてもらえる人がいる。裏メニューやシェフのとっておきを作ってもらえる人がいる。その違いはいったい何なんだろう?初めてのデートで、大事な接待で、両親を招待して…。大人の外食にはドラマが、そしてストーリーがある。大切なシーンで大切なお客様だと思ってもらうために、今まで誰も書かなかった、本当の秘訣をこっそりお教えいたします。
目次
先味・中味・後味
予約の準備、予約のシアワセ
お店のQSC、あなたのQSC
待ち合わせ
いよいよ入店
注文
料理を待つ
ワインの楽しみ方
料理を楽しむプロローグ
気配りを味わう
残しちゃ駄目なもの、残していいもの
一皿と一皿の間
素敵な食事の締めくくり
会計、そして領収書
常連への道
著者等紹介
サカキシンイチロウ[サカキシンイチロウ]
1960年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社OGMコンサルティング入社。現在同社取締役副社長。語学力と行動力とを活かし、世界市場を視野に入れた外食産業のコンサルティングで活躍。手掛けたレストランは数知れず。豊富な知識でマーチャンダイジング、マーケティング戦略を展開する一方、柔らかな物腰と巧みな話術でレストラン紹介の分野でも注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aki319
13
タイトル通り「おいしい店とのつきあい方」が学べる本です。ちょっと本格的なお店がメインになってしまうかな。自分馴染みのお店を作っていけるようなオトナになりたいなぁ。2011/05/15
miwapicco
10
2度目。ここまで、スマートすぎる技は身につけられないけど、お互い感じよく振る舞うって美味しいご飯に大事ー。お店に行って小さなことを論ってネガティブばっかりとか、最低限のマナーがヒドイ、とか、一気に美味しくなくなるものね、、、( ¯−¯ )2017/04/11
かず
2
ほぼ日の連載は何度も読み返すくらい好きだったので購入。半ばフィクションであろうと思いながら読むのが吉。2025/01/23
reiko
1
飲食店にとって(互いに)良い関係を築くための考え方を説いた一冊。果たして事例に出てくるクラスのお店に行くことがあるのだろうか…と思いながらも読了。でも飲食店を訪れて時間を過ごす中で、参考になる部分がたくさんありました。詩人だな〜!と思う言い回しが多くて、内容はすごく親切でいいんだけど、「お皿にワルツを踊らせる」はちょっと笑っちゃった。2015/12/06
porcoooo
1
ちょっとスノビズムが鼻につくけど。レストランという場を超えて、どういう言動や精神性ならば、人と人が気持ち良くいられるか、互いを貶めたり傷つけずに意思疎通ができるのかを考える上で、いい本だと思った。2015/03/04