角川文庫<br> ルート246―華麗なる詐欺師・倉田梨り子〈2〉人は誰でも騙される?

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角川文庫
ルート246―華麗なる詐欺師・倉田梨り子〈2〉人は誰でも騙される?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 338p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043920020
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

梨り子が“仕返し代行ビジネス”を始めて約1年が過ぎた。伝説の天才詐欺師だった父、寛治の知り合いと称するおばちゃまや研介に支えられて、ビジネスは順調。振り込め詐欺に泣く女性の風変わりな願いを叶えたり、孤独に付け込まれた老人のために奮闘する。しかし、行方不明の父にはいまだ会えない。そんなとき、梨り子はおばちゃまの“秘密”を目撃してしまい…。経済詐欺の手法を駆使した華麗なるコンゲーム、第2幕開演。

著者等紹介

藤村いずみ[フジムライズミ]
1962年生まれ。早稲田大学卒。新聞社・出版社勤務を経て、企業PR・広告制作会社を経営。そのかたわら小説修行を始める。「海棠の花が散るまでに」が第40回オール讀物推理小説新人賞の最終選考作に。「孤独の陰翳」で第19回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。2002年、「ミステリマガジン」連載の殺し屋シリーズ第1話「コンプライアンス」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らなん

11
藤村さん2冊目。2009年、文庫。前作同様に梨り子が詐欺師として活躍する連作短編集。ネグレクトの母親を立ち直させるための小学生の男の子からの依頼、騙された義娘をバカにする姑をやり込める、悪人の宝石商を巨大なピンクダイヤで騙す話と、イロイロな詐欺の手口を楽しめた。ただ、梨り子の父親の失踪の謎は、残念ながら不明のまま。続編はあるのだろうか。2021/02/09

もも

6
ルート246に続く第8話~第13話。第11話と第13話は身近に感じた。弱いときほど、弱味につけこまれるんだ。 梨り子さんは、アフターサービスも万全。今回は弱い人の味方の話が多かったので、シリーズ1より好きです。2019/02/20

眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

1
やっぱりスキだな~ 今回は梨り子さんのお母さんの謎にもちょっとせまっちゃいます 出てくるキャラもスキだし、もっと続くといいなぁ2010/01/25

結きち

0
読みやすかったです。どの事例も身近にある詐欺だと思いました。気をつけよう。2014/02/15

★るい★

0
ドラマのような、漫画のような・・・・あっという間に読めました

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