内容説明
歴史の闇で人々を恐怖に陥れ、それを糧として生きる魔性の一族。それを打ち破る存在といわれる“発現者”。彼らの戦いに巻き込まれた深町彩乃は、“守護者”の頼城とともに失われた街〈御影町〉に潜入した。“発現者”である少年ミチルが黒衣の“司祭”に捕らわれたのだ。だがそこは、人々の恐怖が具現化した魔物たちの地獄と化していた…。冷笑を浮かべる“司祭”に抗する術はあるのか?戦慄のノンストップ・ホラー第2弾。
著者等紹介
樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年山口県生まれ。87年『ルパン三世/戦場は、フリーウェイ』でデビュー。97年『頭弾』以来、冒険小説で注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えみ
16
一つ一つの出来事の生々しさに戦慄を覚える。『闇の守護者』に続く第2弾。前作でだいぶスプラッターには耐性付いたつもりだったけれど、今回もありとあらゆる気持ち悪さを仕掛けてきていて負けるものか(?)という気持ちだけで読んでる。内容的には『闇の守護者』に肉を付けるための補強のようなものなので、物語自体はほぼ進んでいない。次の『光の発現者』が完結編となるので、ここまで読んできたからには、失われた街がどうなっていくか、司祭や屍鬼との戦いの行方はどうなるのか…。気になるのでしっかり見届けようと思う。2019/01/17
まつじん
1
なんと続き物の第二巻でした、しかも前巻も読んだはずなのにちっとも内容が思い出せません。老化現象か?それとも・・・ で、おもいっきりホラー小説なんですが、題名にもある”魔の聖職者”との対決が始まる!!!という所で終わっております。 続きは次巻で・・・なんだろうなぁ。2009/06/04
ヤスヒ
1
ロスト・ゾーン第2弾=中巻2011/07/17
Pochi
0
綾乃が、どんどん迫力ある女闘士になっていく。2015/06/10
はらぺこ
0
まさかの続編あり・・・ 2巻くらいで終わるかと思ったら裏切られたorz2010/07/04
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