出版社内容情報
神永 学[カミナガ マナブ]
著・文・その他
鈴木 康士[スズキ ヤスシ]
イラスト
内容説明
恐ろしい幽霊体験をしたという友達から、相談を受けた晴香は、死者の魂を見ることができる八雲のもとを再び訪れる。しかし、八雲は相変わらずのつれない態度。そんなとき、世間では不可解な連続少女誘拐殺人事件が発生。晴香も巻き込まれ、絶対絶命の危機に!?幽霊騒動と誘拐事件―複雑に絡み合う謎を、八雲は解きほぐすことができるのか、そして晴香の運命は!?驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー第2弾。
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2003年『赤い隻眼』(文芸社)で本格デビュー。その後、「八雲」シリーズなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
きあらんの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
忠犬じろレポ
168
1巻と違い長編でパワーアップした感がありました。ミステリーとしても楽しめましたしホラー的にもとっても心地いい。ただ少女たちが犠牲になりすぎて可哀想です。読者の年齢層に合わせているのかな?。あと晴香がトラブルに巻き込まれないとストーリーが展開しないのかって(^^; 毎回ヒヤヒヤしますよね。 まあ八雲とのラブストーリーも気になるところです。 最後の添付ファイルはデザート感覚で読めていいですね。口直しって感じで安心して楽しめます。さあ3巻へ進みましょうか。(^-^)2013/05/01
machi☺︎︎゛
99
心霊探偵シリーズの第二弾。今回も短編と思っていたら一冊の長編だったので入り込めて楽しめた。最近起こっている連続殺人事件と春香ちゃんも少し関係する川での幽霊事件。この二つの事件には思わぬ接点があり、、、。今回も危なっかしい春香ちゃんと相変わらずクールで毒舌の八雲、この二人のやりとりが面白かった。場面がちょこちょこ変わるので飽きずに読みやすい。2023/01/02
セウテス
89
【心霊探偵八雲シリーズ】第2弾。連続少女誘拐殺人事件が発生、新たに行方不明の少女も居る中不可解な霊障が起こる。記者の女性に交通事故で亡くなった男が憑依し、女性の身体が危険な状態であるらしい。今回も様々な出来事が、後半きれいに繋がりを持ってくるのは気持ちいい位だ。やはり犯人当てという点では、簡単に解ってしまうのは今ひとつではあるのだが、ノンストップのスピード感と霊が見える事のバランスが上手い。背景に大きな謎とラスボス的悪意が見え隠れしており、シリーズの期待感は高まる。晴香の巻き込まれ体質には、少々うんざり。2020/10/28
愛
75
全体で一つの話だったせいか、一巻よりも読み応えがありました。石井刑事のキャラ好きだなー。これからの人間関係が楽しみです‼2013/05/21
moon
55
娘を失った医師がその甦生の為、事件を繰り返す。愛しく想うが故に事件は熾烈を極み、終には晴香にも……。文庫特別収録の短編が本編とは対照的であり、ほっと一息つける。2011/05/04