内容説明
娘がどきりとさせる言葉を口にした。クリスマスイヴの晩、友だちの家に泊まるというのだ。17歳の娘にとって、初めての外泊だ。友だちの家なんて、たぶん嘘だろう。こんなとき、母親として、自分はどういう態度を取るべきなのだろうか…?(「セブンティーン」奥田英朗)。―幸福な出逢いと切ない別れ。許されぬ恋と無償の愛。聖なる一夜を巡る、それぞれのドラマの行方は?クリスマスをテーマに贈る、心に滲みる6つの物語。
著者等紹介
奥田英朗[オクダヒデオ]
1959年岐阜県生まれ。97年『ウランバーナの森』で作家デビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞を、04年『空中ブランコ』で直木賞を、07年『家日和』で柴田錬三郎賞を、09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞
角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大卒。90年『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞を、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞を、05年『対岸の彼女』で直木賞を、06年「ロック母」で川端康成文学賞を、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞
大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年北海道生まれ。2002年、初の小説『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞
島本理生[シマモトリオ]
1983年東京都生まれ。2001年『シルエット』で群像新人文学賞優秀作、03年『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞受賞。04年「生まれる森」が芥川賞候補。05年『ナラタージュ』が「本の雑誌」上半期第一位となる
盛田隆二[モリタリュウジ]
1954年東京都生まれ。85年「夜よりも長い夢」で早稲田文学新人賞入選。出版社勤務を経て作家に
蓮見圭一[ハスミケイイチ]
1959年秋田県生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年『水曜の朝、午前三時』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
優愛
ミカママ
ピロ麻呂
10$の恋