内容説明
三十数年前から小学校で性と死の授業を行ってきた金森先生。その学級の一年間をNHKテレビが放映(’03年)し、日本中が感動の涙に包まれた。手紙ノート、どろんこサッカー、筏作り―友との繋がりを徹底的に植え付ける金森流いのちの授業によって逞しく考え深く成長していく子どもたち。本書は、ハッピーに生きるために、学校、教師、親、地域が出来る根源的具体案を提言する。生き生きした子どもの声が聞こえる希望の書。
目次
はじめに “生きる希望”をはぐくむ場
1 心をひらき仲間とつながる(子どもの世界を奪ってはならない;体験しないとわからないはウソ ほか)
2 本物の生きる姿に触れる(赤ちゃんをみごもったお母さんを招いて;末期ガンの患者さん、「死」を語る ほか)
3 いのちの授業(“包”という字からお母さんの心を学ぶ;誕生をめぐる四つの質問 ほか)
4 親子で共に学ぼう(一本の鉛筆の奥行きを知る;父母の仕事をていねいに調べてみよう ほか)
著者等紹介
金森俊朗[カナモリトシロウ]
1946年、石川県能登生まれ。金沢大学教育学部を卒業後、小学校8校で教鞭をとる。80年代より本格的にいのちの授業に取り組み、日本で初めてデス・エデュケーションを実践し、大きな注目を集める。97年、中日教育賞を受ける。’03年放送された「涙と笑いのハッピークラス」(NHKスペシャル)が大きな反響を呼び、アジアで初めてのバンフ国際テレビ祭グランプリと日本賞グランプリを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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