• ポイントキャンペーン

角川文庫
いのちの教科書―生きる希望を育てる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043837014
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0195

内容説明

三十数年前から小学校で性と死の授業を行ってきた金森先生。その学級の一年間をNHKテレビが放映(’03年)し、日本中が感動の涙に包まれた。手紙ノート、どろんこサッカー、筏作り―友との繋がりを徹底的に植え付ける金森流いのちの授業によって逞しく考え深く成長していく子どもたち。本書は、ハッピーに生きるために、学校、教師、親、地域が出来る根源的具体案を提言する。生き生きした子どもの声が聞こえる希望の書。

目次

はじめに “生きる希望”をはぐくむ場
1 心をひらき仲間とつながる(子どもの世界を奪ってはならない;体験しないとわからないはウソ ほか)
2 本物の生きる姿に触れる(赤ちゃんをみごもったお母さんを招いて;末期ガンの患者さん、「死」を語る ほか)
3 いのちの授業(“包”という字からお母さんの心を学ぶ;誕生をめぐる四つの質問 ほか)
4 親子で共に学ぼう(一本の鉛筆の奥行きを知る;父母の仕事をていねいに調べてみよう ほか)

著者等紹介

金森俊朗[カナモリトシロウ]
1946年、石川県能登生まれ。金沢大学教育学部を卒業後、小学校8校で教鞭をとる。80年代より本格的にいのちの授業に取り組み、日本で初めてデス・エデュケーションを実践し、大きな注目を集める。97年、中日教育賞を受ける。’03年放送された「涙と笑いのハッピークラス」(NHKスペシャル)が大きな反響を呼び、アジアで初めてのバンフ国際テレビ祭グランプリと日本賞グランプリを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

8bits

2
成長期にいのちについて学ぶのは大切だと思う2019/07/14

1
NHKの特集を見たことがあったので、入っていきやすかった。特集の中では取り上げられなかった授業実践も紹介されていて、興味深かった。金森学級の子どもたちは深い視点を持っていることが子どもたちの感想から読み取れて、そのことが印象的だった。2013/09/11

Mako Kimoto

1
大学の講義で金森先生のテレビを見て購入。テレビも涙が止まらなかったが、本も同様に涙があふれて止まらなかった。いのちというのは身近なはずなのに触れることはなぜかタブーのように扱われるような気がする。特に小学校の現場では。こんな情熱あふれる教師にあこがれる。

まきんぼ

1
子どもってすごい! 改めて、そう思えた本でした。

マリコ

0
テレビで見た金森先生に興味が沸き購入。「いのち」「人とのつながり」を実践で体感し原風景として心に刻んだこどもたちは他では得られない貴重なものを得て大人になっていくことでしょう。金森先生のすごいところは「こどもたちに大事な体験をさせたい」という使命感で常にこどもたちに心を砕き試行錯誤しておられるところです。ある意味ワーカホリック。教師の多くは日々の雑務に忙殺され、貴重なプライベート時間は自分のために割きたいというのが現実かと思います。誰もが金森先生のような情熱を持って指導に当たれるわけではありませんが、刊行2012/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/365168
  • ご注意事項