内容説明
渋谷の雑踏を切り裂く一台の異形の車、オロチ。その助手席に座っていたのは、死んだはずのあの女だった―。完璧な美を手に入れた彼女の大胆不敵な計画に、岬美由紀は翻弄されていく。一方メフィスト・コンサルティングの仕掛ける人工地震が、震度7の衝撃となって都心を襲う。彼らの真の目的とは?そして、美由紀の消された記憶の謎とは?シリーズ最大の秘密が暴かれるのか。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大薮春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計400万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そのぼん
25
ハローワークで出会ったかなり癖のある女性とひょんなことから会社を作ることになった男 ・・・。彼女のゴタゴタに巻き込まれるうちに地震があり、更なる混乱が生じていきます。さらにメフイスト・コンサルティングまで暗躍していました。相変わらず岬美由紀の活躍が爽快でした。2013/02/02
どんちん
18
一冊飛ばしても問題ないかと思ったが、やはりちょっとビハインドwであったかな。とりあえずそれは、この後に読むとして、今回はM:Iかチャーリーズ・エンジェルか、いや、やはり007だろうww ありえる・ありえないとかというレベルではなく、もはや原作のマンガの小説化といったところかな。あとがきで著者本人も想像を絶するスーパーヒロインが活躍する娯楽小説といっているくらいだからね。でも、ちょっと美由紀の設定がどんどん追加されていくようで、そんな設定最初はなかったでしょみたいな。まぁそれでも楽しめる一冊です。2014/02/18
roomy
16
ライブラリー本。旧シリーズは全て読んだけど、まだ千里眼シリーズは続いてたのね。笑 あいかわらず読みやすくて一気に読了。途中から読んでも問題はないがシリーズ物はやはり順番に読んだ方がいいですね。2012/10/12
mimomo
13
旧シリーズを読んでいないので、いまいち背景が分からなかったけれど、麗香の話としては楽しめた。続編で美由紀の過去が明らかになるのかな?気になる。2013/11/02
Yuki
10
早いペースでの刊行のせいか、なんだか盛り上がりに欠けるように感じてしまいました。読みやすくて、すらすら読めるのですが、全体的に印象が薄いように思います。ただ、美由紀の過去についての伏線があったので、次回作につながっていくのかなと思って、そこは少し楽しみです。なんだかんだ言いましたが、それでも続きをつい読んでしまうだろうなぁ。2014/09/13
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