内容説明
消えるマントが現実になる…。恐るべき機能を持った繊維が極秘で開発されつつあった。その繊維を被せられたトマホークが日本のある場所に向けられているという。一方、何者かに拉致された岬美由紀が気がつくと、そこは幻影の地区と呼ばれる奇妙な街角だった。重なるトラップをかいくぐり、ここから脱出せよ!見えざる武器を操る組織を阻止する、美由紀の秘策は?!新シリーズ怒濤の一挙3冊刊行、書き下ろし第2弾。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大薮春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計400万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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そのぼん
27
心療心理士の仕事をこなす日常から一転、謎めいたゲームの世界に入り込むことになった主人公・・・。今回は友人とライヴのチケットを取ろうとしてたり、岬美由紀の普段の生活も垣間見えて、面白かったです。超能力並みの観察眼は相変わらずですが(笑)。2013/01/13
どんちん
21
スケールのでかさにちょっと驚いたというより、引いてしまったw 島での出来事がリアルであるとは思えず、どこかで夢オチとなるのでは。。。と思いつつ読んでしまった。とはいえ、ここまでスーパーウーマンぶりを発揮するとなると、少々設定に無理が生じてくるような・・・まぁ話の展開はヒーロー物の勧善懲悪的な感じでわかりやすいから良しとするか?!カウンセリングについては、前作に続き私の知識?は前世代的なものでありちょっとショックww それより、雑学知識豊富なのだから、真珠湾についても知っていそうな気がしなくもないが。。。2014/02/12
ヴァーノン
15
千里眼シリーズを久し振りに手に取りました。 執筆年もあって、ストーリーの背景や使っているガジェット等に若干の時代を感じるほか、課題をクリアしていく過程はややフィクション色が強いものの、作者の知識や柔軟な発想が散りばめられていて、緊張と弛緩がうまい具合に織り混ぜられ、飽きることなく一気に読了。 相変わらず美由紀のキャラクターはいいですね。2020/01/31
kamomi
13
前作を読んでないけど、楽しく読めました。ゲームに参加したりとエンタメ小説としては好きな部類です。ネタバレ → 19年の作品だけど原発にミサイルを放つとは・・・主人公が航空自衛隊経験の女性っていうのも面白かった*I*2012/06/09
クルミ
10
シリーズ2冊目。前作で、物を見えなくする物体を研究していた人が居たが、それが実用化される。岬美由紀は眠らされてゲームの様な世界へ。脱出した先にあったものは?トマホークに見えなくする物体をかけて、日本を狙っている。岬美由紀の考え方や行動が日本を救う事になる。岬美由紀かっこいい。2023/07/30
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