内容説明
母校を訪れた佐高信は、後輩である小学生たちに宿題を出す。「ニセ札を作ってきてください」。みんなが作ってきたお札はお店で通用しない。外国のお金もそうだ。では、外国のお金はニセモノなの?―ニセモノとホンモノを分けるものとは何か、その違いを見極める目をどう養うか。日銀、民営化、マスコミ、「愛国」等、さまざまな角度から、ニセモノがホンモノ化し、ホンモノがニセモノ化する日本の現状に警鐘を鳴らす「危険な書」。
目次
第1章 佐高流経済学入門―課外授業
第2章 信用と責任について―日銀総裁と、民営化賛成論者へ
第3章 「憎国」こそ「愛国」―教師へ
第4章 批判的精神とは何か―マスコミに問う
第5章 企業の実態―ビジネスマンへ
第6章 学ぶということ―わが師について
付録 自然法主義と歴史法主義―実定法を生み出すもの
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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