内容説明
西武鉄道の株名義偽装事件と、フジサンケイグループを揺るがしたニッポン放送買収未遂事件。それぞれ、オーナー家にまつわる様々な疑惑や追放劇という前史があったが、多くの企業で世襲や私物化は横行している。それらは社会正義を歪め、社員に減私奉公を強いる「会社主義」をもたらした。会社は誰のものか?早い時期からこのテーマに取り組み、警鐘を鳴らしてきた著者が、豊富な事例と共に根深い病理に斬り込む待望の新版。
目次
序章 会社主義
第1章 西武鉄道グループ
第2章 企業世襲の研究
第3章 住友グループ
第4章 銀行の使命
第5章 会社は誰のものか
第6章 「逆命利君」の精神
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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