• ポイントキャンペーン

角川文庫
将軍暗殺

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 463p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043774012
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

将軍家光の上洛を控えた寛永十年、近江・伊吹山の山中で、不審な爆死体が発見された。洛北・一乗寺に隠棲する石川丈山は、京都所司代・板倉重宗の依頼で探索に乗り出す。大坂の陣後の天下泰平の世に誰が何のために禁制の大筒を使ったのか。もし上洛する家光の行列に撃ち込まれたら…。豊臣家遺臣や、御三家筆頭・尾張義直、改易大名家旧臣、禁裏公家衆ら、反将軍勢力との息詰まる攻防。思惑と陰謀が入り乱れる中、家光出立が迫る。

著者等紹介

新宮正春[シングウマサハル]
1935年、和歌山県新宮市生まれ。本名・瀬古正春。報知新聞運動部記者時代の70年、「安南の六連銭」で第十五回小説現代新人賞を受賞し、時代小説家としてデビュー。2004年8月死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっと

8
タイトルの将軍は徳川幕府の三代目・家光。京都所司代の依頼で山中深くに見つかった爆死体を探索する石山丈山は、そこに上洛する家光を狙う不穏な動きをつかむ。ちょうど幕閣の世代交代も始まる時期にかりだされる関ヶ原以前の老武士・丈山w しかし、豊臣の残党、反幕府の公家、含みのある譜代・同族、いったいだれが!?と犯人探しをするには江戸幕府成立からの歴史に精通し顔が広く身軽に動ける(ほぼ隠居の身)狂言回しには適任なわけね。いろいろ盛りだくさんだったけど、戦国時代に詳しければ首謀者ふくめてもっと楽しめたんだろな2021/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2461226
  • ご注意事項

最近チェックした商品