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角川文庫
真珠湾―十二月八日の終戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043757022
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

世界最強の米国海軍を壊滅させた山本五十六と一人の予備役海軍中尉山本五十六連合艦隊司令長官と、身分を隠し諜報員として活動した実在の予備役海軍中尉――非情な歴史の転換点に立ち会った二人の海軍軍人の姿に、壮絶な近代日本の宿命を重ねて描く長編。

池上 司[イケガミ ツカサ]
著・文・その他

角川書店装丁室[カドカワショテンソウテイシツ]
著・文・その他

内容説明

昭和十六年十二月八日、貧しい東洋の島国が営々と築き上げた強大な海軍力は、米国太平洋艦隊を撃滅した。だがわずか四年後、日本人の誇りでもあったこの海軍が消滅してしまうとは、誰が想像し得たであろう。攻撃前日まで、米軍の動きを刻刻と伝えた実在の諜報員と、連合艦隊司令長官山本五十六。世紀の大作戦を担った二人の海軍軍人に、壮絶な近代日本の宿命を重ねて描く長編戦史小説。

著者等紹介

池上司[イケガミツカサ]
1959年、東京生まれ。明治大学文学部を卒業後、広告代理店勤務を経て作家デビュー。伊五八潜水艦のインディアナポリス撃沈を題材にした処女作『雷撃深度一九・五』で脚光を浴びる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さの棒術

3
山本五十六という人物は謎が多い。対米開戦に反対し、真珠湾攻撃を画策した博打好きの名将との歴史観が一般的だ。航空機による大規模攻撃で敵艦隊の撃滅を成功させ、大艦巨砲主義の終わりを世に示し、その先見性をもって天才と評価する向きも多いが果たしてそうだろうか。その後、好きなだけ攻撃してくれと言わんばかりに戦況を拡大させ、戦力の分散と補給線を拡大した山本は、名将とも天才とも呼べない愚将ぶりである。唯一成功したと言われる真珠湾攻撃でさえ、敵空母の撃滅をせずに部隊を帰途させる愚かさ。十二月八日に終わったものは何か?2014/12/26

さとちゃん

1
降川、本間は、実在でしようか?どちらにしても、このような人がいたんでしょうね。情報戦といえば、レーダーとか、衛星とかが主力になりつつあるけど、この地道な感じ、収集と分析、その現場での騙し合い、化かし合い。2020/09/21

(まだない)

0
(2009/09/16読了)☆3.00点2009/09/16

てつ301

0
結末がわかっていながら、緊迫の展開。

farley0308

0
悪くはないけど・・・。再読はしないだろうな。2013/05/10

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