角川文庫<br> 傘の自由化は可能か

個数:
電子版価格
¥682
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
傘の自由化は可能か

  • 大崎 善生【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 角川書店(2009/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 19時29分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043740055
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

駅やコンビニや飲み屋に、使いたい人がいつでも使用できる「自由な傘」を置いておく―パリのカフェで、札幌に向かう寝台列車で、日曜日の西荻窪の路上で、泡のように浮かんでくる思い。小説デビュー作『パイロットフィッシュ』で主人公の青年も夢みたシステムは、現実でも可能なのか?表題エッセイのほか、旅や言葉、本や大好きな周囲の人々など、作家ならではの思索的日常をさりげなくスケッチしたエッセイ集。

目次

ヨーロッパの空(カフェのおきて;白い泡から生まれてくるもの ほか)
記憶の湖(社会への抵抗;「親友」が遺した言葉 ほか)
言葉の宇宙(一本の大木;読もうとして読まなかった本 ほか)
世界の端で(優しさを忘れない;不況を楽しむ ほか)

著者等紹介

大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年、札幌市生まれ。2000年、デビュー・ノンフィクション『聖の青春』で新潮学芸賞を、翌年には第2作『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。また、02年には初の小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞する。ジャンルを超えて紡ぎ出される情感あふれる物語世界が多くの読者の支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

22
大崎さんのエッセイ。淡々とした文体でさりげない日常を描かれていて、人間らしさを感じた。「傘の自由化は可能か」というタイトルに惹かれて読んでみたが、実際に戸田市で実施されたことがあるのは驚き。善意の傘が持ち去られて、戻ってくることはなかったのが寂しい限り。それ以外には、餃子を手作りするエピソードや小鳥にパンをあげるエピソードなど、日常的に色んなことを考えているのがよく分かる。2022/02/25

0kaeri

16
初読みの作者様。北海道出身。大学の時に割り気って話せる仲間を苦労されたとのこと。異性の、しかも男の人も我が儘だったり、子どものような無邪気さが面白かったです!段々と性格がわかったような気がして、共感するところもありまたひとつ良い作品に出会えたと思います。2015/01/30

かおるん

3
このひとの、文章がすき。タイトルにふらふら惹かれて手にとったけど、大正解でした。基本的にエッセイって苦手なんですが、どうしてこうおもしろいんだろう。天使の話に号泣。大崎さんの小説も読みたくなりました。ノンフィクションも、ストーリーも、そしてまだあるならばエッセイも。自分がもしエッセイを書いたときにこれだけの情報量とくすっと笑わせるユーモアと感銘させる文章を書けるだろうか。文字書きというのは、本当に偉大ですね。2011/12/23

ジュール リブレ

3
大崎さん、小説未読ですが、いきなりエッセイから入っちゃいました。小説を書く背景とかきっかけとか。。。2010/07/08

CEJZ_

2
1P16行。これは2006年の単行本発売時にも買ったし、09年の文庫化時にも買った。短いエッセイ集が読みたくなり、読み返してみた。題名が良くて惹きつけられる。表紙のデザインも好きだ。「カサノジユウカハカノウカ」、別に回文でも何でもない。でもこの作品を読んで以降、わたしもこの言葉を、ふとしたときに思い出し、繰り返し暗唱している。著者の学生時代の、暗澹たる暮らしと常にともにあった思想。様々な媒体で発表したエッセイ集で、取り上げた事物が重複している面もあるが、わたしの記憶の湖にしっかりと残る作品だ。2014/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/537170
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。